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ヨーグリーナ、バカ売れ&出荷停止で話題→今は店頭に溢れている謎…あおり商法疑惑の真相

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サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ(「Amazon HP」より)

 2015年4月の発売当初、瞬く間に入手困難となり話題を読んだ「サントリー ヨーグリーナ&南アルプスの天然水」(以下、ヨーグリーナ)。水のような見た目でありながら、口の中で広がる爽やかなヨーグルト風味が口コミで人気を呼び、店頭に買いに走る者が続出。その結果、あちこちで品切れが発生し、発売からわずか3日後には販売元のサントリー食品インターナショナルが出荷を一時停止すると発表。

 発売から出荷停止までの時間があまりに短かったため、一部では、人気や話題をあおるために意図的に生産量を少なくして出荷停止状態を生み出す、いわゆる「あおり商法」「飢餓商法」を疑う見方も広まるほどの話題となった。

「今の時代、こうした商法を行っていることがバレた場合に被る社会的信用損失は計り知れず、大手であるサントリーがそんな手法をとるはずがありません。メーカーが新商品の売れ行きを見誤るのはよくあることで、いくら入念に事前調査してもわかるはずはないし、ヒット商品がわかれば企業としてこんな楽なことはありません。商品開発部が自信を持つ商品でも、営業部や販売部から『ヒットの可能性は低い』といわれれば、生産数は抑えられます。それは、大手企業でも中小企業でも同じです」(食品業界に詳しいコンサルタント)

 そんな多くの消費者が買いたくても買えなかったヨーグリーナだが、今ではコンビニエンスストアやスーパーなどの店頭で豊富に売られており、いつでも買える状態になっている。同商品のファンのひとりである筆者としてもうれしい限りだが、その一方で「発売当初の出荷停止は、なぜ起こったのか?」「なぜ今は、簡単に手に入るようになったのか?」との疑問も浮かんでくる。

生産能力を大幅に超える受注


 まず、供給不足が発生した理由について、サントリー食品インターナショナルコーポレートコミュニケーション部の担当者は次のように解説する。

「発売時のこの商品の需要の大きさを見誤ったことに尽きます。新商品は、各チェーンさま・店舗さまにまったく在庫がない状況ですので、基本的にメーカーの出荷数は発売タイミングが一番大きくなります。その後は各店舗さまでの売れ行きに応じて日々追加の注文を頂くかたちとなりますので、日々の販売動向を見ながら製造計画を立てていきます。ヨーグリーナは当社の注力商品として、14年4月に発売しヒットした『サントリー 朝摘みオレンジ&南アルプスの天然水』をベンチマークに置き、発売月の出荷数量想定を『朝摘みオレンジ』の1.5倍に当たる数量で準備してきましたが、発売後即、想定を大幅に上回る追加注文を頂いたため、生産能力を大幅に超える受注となり、出荷を停止させていただくことになりました」