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実は科学的で合理的 専門家が紐解く新しい「根性(KONJO)」

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※画像:『KONJO 成長と成功の原理原則』(ダイヤモンド社刊)

 会社や学校、家庭など、ほんの数十年前まで日本のいたるところで「根性」という言葉が飛び交っていた。

 「根性出せ」「根性なし」などという言葉もかつてはよく聞かれたが、今の日本において「根性」には「精神論」「非論理的」というイメージがつき、社会から批判されているのが現実だろう。

 「根性」はこのように誤解され、「嫌なことを我慢すること」や「理不尽に耐えること」といった使い方をされるようになってしまった。

 しかし、根性を「目標を達成するための根気」や「物事をやり遂げる執念」と解釈すると、必要なものだと感じる人も多いのではないか。

 では、「根性」とは一体どんなものなのか。『KONJO 成長と成功の原理原則』(ダイヤモンド社刊)はこの言葉の本質に迫る。

■「根性」を構成する4つの要素

 「根性とは何か」を知るうえで欠かせないのは、根性の構成要素を知ること。本書の著者、宗澤岳史氏は、「根性」の構成要素を以下の4つだとしている。

・価値
・選択
・集中
・継続

 この4つの中で最も重視すべきだとしているのが、「価値」である。

 「価値」とは、その言葉の通り、「何を大切にするか」という価値観のこと。「自分がこうありたい」という欲望や願望が根源にあり、そこには「こうあるべき」「こうでなければならない」という考えはない。

 なりたい自分になるために、人によっては多大な努力が必要だろう。それを可能にするのが「根性」。嫌なことを我慢して続けることは「根性がある」とはいわないのだ。

 2つめの「選択」とは、「価値」にしたがって、自分の目的を洗い出すこと。そうすることで、取りうる選択肢が見えてくる。さらに、3つめの「集中」は、選択した行動に集中して取り組むこと。そして「継続」は、日々の努力を怠らず、逆境を乗り越え続けることである。

 最後の「継続」を実現するために、宗澤氏は「平常時にどれだけ蓄積できるか」が重要だとしている。

 生活には変化が少なく先々の見通しが立ちやすい時期と、変化が大きく予想外の出来事が起きやすい時期がある。当然、やるべきことに集中しやすいのは前者。平穏な日常を過ごせる時期に、いつか訪れるであろう逆境を乗り切るための準備として、自分を磨き、サポートしてくれる人との絆を蓄積しておこう、ということだ。

 ここまでを読んできた人は、「根性」というものが決して精神論ではないことに気づいたはず。上記の4要素からなる根性は、自分の意思に基づいた目的を達成するための、ポジティブで合理的な「思考と行動の在り様」。これが、本来の根性の本質なのだ。

 本書は、この正しい意味での根性を「KONJO」と名付け、自分を成長させる方向に根性(KONJO)を発揮するための方法や考え方を解説している。

 また、「理解を助けるための具体的な事例」や「書いて学べるワークシート」もついた実践的な一冊となっている。夢や目標を最短で実現しうるヒントとなりうる本書。ぜひ役立ててみていただきたい。

(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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