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「スマホで青汁」、なぜ若い女性に大ヒット?3年で売上60億円を生み出す若手社長の超絶センス

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メディアハーツの三崎優太社長
 業界や企業の規模を問わず、成長力を持続している企業には共通した特徴がある。それは、卓越した解析力を有していることだ。いわば、経営を「サイエンス」と捉えているのだ。


「すべての女性を美しく」をテーマにしたブランド「FABIUS」を立ち上げ、自社開発のサプリメントや化粧品をECサイトで販売するメディアハーツも、その1社である。

 社長の三崎優太氏は、さる11月6日に放送された『賢者の選択 Leaders』(BS12 トゥエルビ)に出演した。テーマは起業。番組では三崎氏の足跡が紹介され、“科学的イノベーター”としての一端を垣間見ることができる。

株式投資で健康食品事業に着目


 2007年、三崎氏は北海道札幌市で携帯アフィリエイトビジネス業の会社を起業した。当時19歳だったが、この年齢がビジネスにマッチし、「若い人のトレンドを理解できた」(『賢者の選択 Leaders』より)という。半年後には月商400万円を上げ、三崎氏が起業のテキストにしたアフィリエイトビジネス専門書の著者が評判を聞いて札幌市まで面会に来たほどだった。

 この面会で、三崎氏は東京への進出を決意する。決意してから移転まで、わずか1週間のスピードだった。これは、決して拙速ではない。いつの時代でも、台頭する経営者は常人には及びもつかない行動力を発揮するのだ。行動力は「反射神経」と言い換えてもいいだろう。反射神経が秀でていなければ、チャンスの獲得も危機の回避もかなわない。

 東京進出後は、美容関連の通信販売事業をスタートさせた。15名の社員を雇うまでに拡大したが、役員による背任行為に見舞われて解散を決意。「社員には申し訳ないという思いでいっぱいでした」(同)。全員に退職金を支払って、三崎氏は株式投資を始める。

 しかし、三崎氏は単にトレードに没頭したのではない。新事業のリサーチを試みたのである。そして、売買対象企業の業績分析を重ねていくうちに、収益性が高く参入障壁の低い事業として、健康食品の開発・販売に目をつけた。数社を調べたところ、参入初年度に年商1億円、2年目に3億円、3年目には10億円を上げる会社もあった。

 ここで、そのまま先行企業の後追いをする起業家も少なくないが、その場合はレッドオーシャンへの突入が避けられない。ブルーオーシャンに出帆するには、新市場の創出が絶対条件である。