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北島康介選手が北京五輪にも持ち込んだ! 寝具と安眠の意外な関係

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※画像:『「睡眠品質」革命 一流を支えるエアウィーヴ成長の軌跡』(ダイヤモンド社刊)

「睡眠は重要だ」

 そういわれて異論のある人は少ないだろう。ただ、良い睡眠によってもたらされる効果を認識している人はどのくらいいるだろうか。

 実際に良質な睡眠を十分に取れているときに私たちが受けられる恩恵というのは実に幅広く、脳や体の疲労回復のみならず、心のバランスを保ち、記憶の推進をし、更には美容にまで影響を与えるという。

■「安眠」とはどのような状態を指すのか

 なぜ安眠には高反発性の寝具が適しているのか。その話に入るまえに、そもそも「安眠できている状態」とは、どのようなものを指すかを簡単に整理しておこう。

 『「睡眠品質」革命 一流を支えるエアウィーヴ成長の軌跡』(ダイヤモンド社刊)の著者で、臨床精神医学、睡眠医学、スポーツ精神医学などを専門とする内田直さんは「正確な定義は存在しない」としながらも、以下のような特徴をあげている。

・横になったらすぐに眠れる寝つきの良さ
・夜間に何度も目がさめることなく、朝までしっかり眠れる
・朝の目覚めが良く、起きたときに「疲れがとれた!」と感じられる
・日中うとうとしてしまうような眠気がなく、アクティブに活動できる

 またこのような状態を保つには、いかに身体に負荷をかけずに眠るかがポイントになるという。

■身体に負担をかけずに眠るポイントは「寝返り」

 ところで、成人が一晩で打つ寝返りの回数は、平均でどれくらいなのかをご存知だろうか。

 答えは20~30回。逆にいえば、これぐらいの回数を打てていなければ、自然な睡眠の流れが妨げられてしまっていることになる。

 寝返りには、体の向きや姿勢を変えることで、「体圧」をバランスよく分散できるという働きがある。体圧とは、マットレスなどの寝具から身体の表面に加わる圧力のことで、これに偏りがあるほど身体に負荷がかかってしまうのだ。

 寝たきりのご老人が長時間同じ姿勢をとることを余儀なくされて床ずれになるのは、まさにこの体圧の偏りが原因。

 つまり、しっかりと寝返りを打つことで寝ているときの身体の負荷を減らすことができる。そのことが安眠へとつながるのだ。

 そのためには、寝具選びも重要になってくる。適度な反発力を持っていてしっかりと体を支えてくれ、自らの筋力をできるだけ使わずにスムーズな寝返りをサポートしてくれるような寝具が好ましい。

 こうした理論にもとづき、高機能な寝具を開発したのがエアウィーヴである。

 同社が開発した寝具は、元競泳選手の北島康介さんが北京オリンピックの際にわざわざ現地に持ち込むほど愛用され、2016年のリオオリンピック・パラリンピックでも日本勢の活躍を陰ながらサポートした。

 本書では、内田さんによる最新の睡眠理論の解説だけでなく、当時、業界に巻き起こっていた「低反発ブーム」に抗う形で生まれた、高機能寝具の開発ストーリーも掲載されている。

 睡眠に悩みを抱えるビジネスパーソンはもちろん、商品開発のヒントを得たい読者にとっても有益な一冊といえるだろう。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。