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チロルチョコの激安アウトレットに客殺到&即売り切れの秘密!市街地から超遠方なのに…

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チロルチョコ アウトレットショップ
 福岡県田川市に、日本でたったひとつだけのアウトレットショップがある。


 その名は「チロルチョコ アウトレットショップ」。扱う商品は、ロングセラーとなっているチョコレート菓子「チロルチョコ」。じわじわとクチコミで評判となり、甘党たちの“聖地”になっているという。

チロルチョコの激安アウトレット、なぜ福岡に?


 チロルチョコは、色とりどりのパッケージや種類豊富なフレーバーでおなじみの定番チョコだ。日本全国の駄菓子屋やコンビニエンスストアで手軽に入手できる。子どもはもちろん大人にも親しまれており、最近ではインターネット経由でオリジナルパッケージをつくることができるサービスなども展開されている。

 そんなチロルチョコのアウトレットショップが、福岡県田川市にある。最近では、さまざまなメーカーがアウトレットやアンテナショップを直営しており、それ自体は珍しいものではない。

 しかし、チロルチョコのアウトレットショップがある田川市は、福岡の市街地から車で約1時間の距離で、決して集客に有利な場所ではない。いや、それどころか、このショップの存在はメーカーであるチロルチョコ株式会社(以下、チロル社)の公式サイトにも記載されていないのだ。

 チロル社は、なぜこの場所にアウトレットをつくったのか。実際に現地を訪れると、その理由はすぐに理解できた。ショップの隣には巨大な製造工場が存在していたからだ。

 チロル社の前身「松尾製菓株式会社」は、1903年にこの地で菓子製造業を始めており、以来同社はこの地で製造を続けてきた。アウトレットができたのは2000年頃のことで、当初は砂利の上にプレハブ建てという簡素なものだったが、09年夏に現在の店舗に生まれ変わっている。

開店のきっかけは「もったいない精神」


 開店のきっかけについて、チロルチョコ株式会社の松尾利彦社長は以下のように語る。

「基本的には『もったいない精神』です。大量に生産していると、どうしても製品にならないものも出てきてしまう。かといって廃棄するのは忍びないし、資源的にももったいない。最後まで活用したいという思いからでした」(松尾社長)

 経緯が経緯だけに特別な宣伝はしておらず、会社の公式サイトにも掲載されていないが、クチコミによって遠方からやってくるファンも少なくない。「きなこもち」味がヒットしたことに加え、ここ数年はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及もあって“聖地巡礼者”は年々ふくれあがっているという。

「商売としては考えていません。お客様からすればコストパフォーマンスはいいと思いますが、私たちの儲けはまったくない。小売店の方に迷惑がかからないように、ここだけで売っています」(同)

 チロルチョコをつくっているのは、この工場1カ所のみということもあり、アウトレットを別の場所で展開する可能性はないという。

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