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選抜高校野球「21-0」の圧倒に「21世紀枠見直せ」の声。一方で「数字の奇跡的一致」起こる

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 熱戦が展開されている春の第89回選抜高校野球大会は2日目。2試合目の「報徳学園(兵庫)対 多治見(岐阜)」は、21-0というラグビーと見紛うような大差で報徳学園が勝利した。

 報徳は初回から多治見のエース河地投手を攻め、2点を先制。3回には打者12人、6安打で一挙8点、その後も6回2点、7回4点、9回にも5点を加え、多治見を圧倒。投げてはエース西垣からの継投で3安打完封勝利。試合結果だけを見ればレベルの違いが歴然という話にしかならない。

 ただ、多治見は散発に加えエラーも5。自滅の部分がないとも言い切れない。優勝経験を持つ報徳学園相手ではさすがに不利な立場だったのだろうが、自分たちの力を見せられないまま甲子園を後にした。

 この結果に、ネット上では「21世紀枠をどうにかしろ」の声が非常に多い。多治見は21世紀枠で今回の出場を果たしたチームなのだ。

 21世紀枠とは、通常選抜される「一般選考枠」とは別に、地方大会の参加校数に応じてベスト16、ベスト8以上の学校の中から地域にいい影響を与えていたり、環境が整っていないなどさまざまな理由から選出される枠で、基本的に3校が選出されている。

 ただ、以前より選出校の「レベル」を疑問視する声は多く、ここ数年は初戦敗退する高校がほとんどという状況である。もちろん多治見も秋季岐阜大会を優勝しており一定の実力があっての選出であり、今回はたまたまチーム状況が悪かった可能性もある。ただ、今回の結果によって改めて21世紀枠がクローズアップされてしまった形だ。