真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.20 16:17
ディーマジェスティ引退……「伝説の皐月賞」を制した末脚戻らず、夢は2世へ受け継がれる
編集部
※画像:皐月賞 『競馬つらつつら』
昨年の皐月賞馬ディーマジェスティ(牡4歳、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が引退、種牡馬入りすることが各スポーツ紙で報じられた。同馬は、先日公開された「第62回有馬記念ファン投票」公式サイト内で、名前が見当たらないと話題となっていた。
昨年、ディーマジェスティは共同通信杯(G3)を勝利して皐月賞へ。レースには、後のダービー馬マカヒキ、その年の菊花賞、有馬記念を制したサトノダイヤモンドらも出走していた。ディーマジェスティは8番人気だったものの、レースでは大外一気の豪脚を見せてレコード勝ち。その後、日本ダービー(G1)は3着、菊花賞(G1)でも4着と一定の結果を収め、世代を牽引する活躍を見せていた。
だがジャパンC(G1)を13着で終えると、主戦の蛯名正義騎手が追い切りから本来の動きでなかったとして、「Wコースでの追い切りと同じまま。もっと軽快に走ってくれる馬だと思うんだけど……」などと状態面が不安視され始める。
立て直しを図るべく、陣営はそのまま年内休養を選択。今年の始動戦である日経賞(G2)で復活を期待されていたが6着。続く天皇賞・春(G1)でも6着と、本来の走りは鳴りを潜めていた。
「天皇賞・春の後は、宝塚記念の回避を決断して休養入り。どうやら、京都競馬場の高速馬場が影響したようでレース後、蛯名騎手は『歩様がひと息で、突っ張って走っているよう。固いところを走ると抜くような感じ』と振り返り、さらに『こんなんじゃないんだよ、皐月賞当時とは全然で……』と悔しさを露わにしていました」(記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新- 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
- 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
- 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
- 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
- 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
- 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
- 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
- レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
- 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
- JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か