1955年、ラジオ東京がテレビ放送を開始。60年に社名を東京放送に変更した。78年に民放史上初の年間視聴率三冠王を達成。「JNN報道特集」や「金曜ドラマ」など報道番組とドラマ番組に強く、「報道のTBS」「ドラマのTBS」と呼ばれた時代が続いた。96年に激震が走る。7年前の89年にTBS幹部が、坂本堤弁護士がオウム真理教を批判したインタビュー映像を放送前にオウム幹部に見せ、その9日後に坂本弁護士一家殺害事件が起きたことが明らかになった。前代未聞の不祥事の責任を取って磯崎洋三社長が辞任。2009年、認定放送持株会社・東京放送ホールディングス(現TBSホールディングス)の発足によって、TBSテレビは100%子会社に再編された。