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同性間で子どもをつくることはできる?検証のための基礎知識~iPS、ES細胞

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同性間で子どもをつくることはできる?検証のための基礎知識~iPS、ES細胞の画像1筆者提供
 こんにちは。江端智一です。

 今回は「同性間で子どもをつくることはできるのか」を考えてみたいと思いますが、その前提として知っておいていただきたいES、iPS細胞について、まずはお話しいたします。

とある科学の超電磁砲(レールガン)』(TOKYO MXほか)というSFアニメ作品では、超能力を有する女子中学生が、自分のDNA情報(DNAマップ)を研究機関に悪用されて、実験用人間としてつくられた2万体の自分のクローン(シスターズ)を守るために、その研究機関と闘う話が出てきます。

「DNA」とは、一言で表せば、人間の体の設計図です。構成はとても単純で、4種類の塩基情報の羅列です。A(アデニン)・T(チミン)・G(グアニン)・C(シトシン)の塩基の頭文字を取って、ATGCと表現されます。

「遺伝子」「染色体」「DNA(ヒトゲノム)」等の用語が登場しますが、はっきり言って私自身も混乱しておりますので、まず次の図を使って整理します。

同性間で子どもをつくることはできる?検証のための基礎知識~iPS、ES細胞の画像2

●DNAの情報量は0.75GB

 私たちの体は約60兆個の細胞からできており、それぞれの細胞には1個の核が入っています。さらに60兆個の核には、まったく同じDNAが入っています。これには正当な理由があり、後ほど説明します。

BusinessJournal編集部

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