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餃子の王将、客数減地獄→突然V字回復のワケ…「王将大学」設立が抜群の効果発揮

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餃子の王将の店舗(「Wikipedia」より)

 客離れに苦しんでいた「餃子の王将」の王将フードサービスが、どん底から這い上がることに成功した。マイナスが続いていた直営既存店客数が2019年3月期は前期比2.1%増とプラスに転じたのだ。客単価も前期を上回り、売上高は2.3%増となっている。月別の売上高は、18年11月以外の11の月すべてで前年を上回ることに成功した。

 19年3月期以前は、客離れが続いていた。客数は12年3月期から18年3月期まで7年連続で前年割れという状況だった。売上高は17年3月期まで6年連続でマイナスだ。このように王将は客離れに苦しんでいたわけだが、ここにきて客離れは止まり、ついに8年ぶりの前年超えを達成することに成功した。

 客数が増加に転じたことで19年3月期の決算は堅調に推移した。連結売上高は前期比4.5%増の816億円、本業のもうけを示す連結営業利益は25.8%増の69億円だった。連結売上高は、既存店の客数が増加に転じて、先述の通り既存店売上高が前期比2.3%増と好調だったことが寄与した。連結営業利益は大幅増益となったが、増収効果のほか、主要食材の豚肉や鶏肉、キャベツなどの価格が低下して売上原価率が低下したことや、無駄な人件費や水道光熱費を削減して売上高販管費比率を下げることに成功した点も大きい。

 だが、なぜ8年ぶりに客数がプラスに転じたのか。

 餃子の王将は名前にある通り「餃子」を売りにした中華料理チェーンだ。1967年に京都・四条大宮で1号店をオープン。その後に出店を重ね、19年4月末時点で729の店舗を展開する。直営店が7割を占め515店、フランチャイズ店が3割で214店となっている。創業の地が京都ということもあり、店舗は近畿地方に多い。一方で近年は関東での出店を強化しており、首都圏での存在感が高まっている。

 王将で提供する餃子は14年10月から主要食材の豚肉と小麦粉、キャベツ、ニラ、ニンニク、生姜を100%国産に切り替えた。なかでもニンニクと小麦粉は産地にまでこだわっている。越冬作物であるニンニクは青森県産、小麦粉は豊かな風味が特徴の北海道産としている。餃子に使われる国産食材のすべてを国内の自社工場で加工し、店舗に届けるまで一切冷凍せずに毎日店舗に配送している。こうしてできた餃子は、もちもちの皮とジューシーな餡(あん)が特徴で、人気を博している。

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