元SMAPの木村拓哉が5月8日にインスタグラムのアカウントを開設し、早くも話題になっている。5月12日現在、投稿は4件ながらフォロワー数は140万を超えており、人気の高さを見せつけている。
木村は現在、4月にスタートする予定だった主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)の放送が延期されているが、初投稿では同ドラマのロゴをあしらったワッペンがついたMA-1ジャケットの写真とともに「新型コロナウィルスの影響で自粛が続く中で、より皆さんと近い形でのコミュニケーションを国内外に取らせていただける場所として、インスタを始める事にしました」とコメントしている。
また、今年中に「ファンクラブのような場所」をつくり、今後は「新たなコミュニケーションツール」と位置づけるインスタグラムと連動した情報発信も検討しているという。
5月9日には「周りの人のことを考えて、出来るだけマスクをしよう」「STAY HOME!!」といったコメントとともにマスク姿の自撮り写真を載せているが、明らかにクルマのシートに座っているため、「あれ、お出かけですか?」「説得力ないでしょ」「家にいないじゃん」「せめて家の中から呼びかけて」と波紋を呼んでいる。一方で、この投稿には44.5万の「いいね!」がつくなど、注目度の高さは相変わらずのようだ。
「しかし、現時点ではインスタのコメント欄がクローズになっており、フォロワーは『いいね!』をつけることでしかリアクションできません。インスタを始めた理由として『コミュニケーションツール』をうたっておきながら、このままでは一方的な情報発信になりかねないスタイルについては、早くも疑問の声が上がっています」(芸能ライター)
また、木村の圧倒的な注目度の高さは思わぬツッコミをも招いているようだ。
「5月10日に、『happy mather’s day!!』というコメントとともに青いカーネーションの写真を投稿したのですが、一部ネット上で『スペルが間違ってる』『もう修正された?』と物議を醸したのです。木村といえば、以前から英語力には疑問の声が多く、過去にはテレビでもやらかしています。
たとえば、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で『マイケル・ジャクソン』のスペルを『Michel Jakson』(正しくは『Michael Jackson』)と書いたり、『笑っていいとも!』(同)のスペシャル番組では『ドラマの主役にしかない特権は?』という質問に『Love Seans』(正しくは『scene』)と回答したり……。これらの逸話は『カッコ悪すぎる』『なぜ英字で書こうとするのか』と波紋を呼びました。
さらに、2009年の『NHK紅白歌合戦』ではスーザン・ボイルに簡単な英語で話しかけたものの理解されず、通訳を介しての会話となって苦笑いを浮かべる様子が放送されています」(同)
最近では、肝心の日本語についても耳慣れない言葉を発したことがあったという。それは、2019年2月に『ボクらの時代』(フジテレビ系)に長澤まさみ、鈴木雅之とともに出演したときのことだ。同年1月に公開された映画『マスカレード・ホテル』で木村と長澤は共演しており、鈴木は同作の監督を務めていた。
「話題が『ドラマの視聴率を気にするか』というテーマになった際、木村は『当事者なので。第一者、第二者じゃん、僕らは。直に傷を受けるのは僕らじゃないですか』『で、第三者が言う視聴率って“なんか脱臼したらしいよ”ぐらいの……。でも脱臼の痛みって第一者、第二者しかわかんないじゃないですか』と、その温度差について指摘したのです。
しかし、『第一者』というのは監査や哲学の世界では言いますが、『第三者』のように使うのは一般的ではありません。そのため、足を組んで言っていたこともあってか、一部の視聴者からは『ドヤ顔で語ってるけど、日本語間違ってない?』『“第一者”って初めて聞いたぞ?』『意味わかって言ってる?』と失笑や困惑の声が聞かれました。おそらく、最初に発した『当事者』の意味合いで使ったのでしょうが、話の内容がいいことを言っているだけに惜しい感じがぬぐえません」(同)
妻の工藤静香、長女のCocomi、次女のKoki,もすでにインスタグラムを始めており、今後はインスタグラム上での木村家のコラボレーションも見られるのだろうか。