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同じ「落ちる」なのに…fallとdropの違いとは?

新刊JP
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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 言葉の勉強は、その由来から考えたほうが覚えやすい。英単語も同じで、一語一訳的な暗記をするのではなく、単語の「本質的な意味(コア)」を理解することが、英単語学習ではものすごく重要なのだ。

「fall」と「drop」は同じ「落ちる」でもまったく異なる

 『語源×図解 くらべて覚える英単語』(清水健二著、すずきひろしイラスト、青春出版社刊)では、単語のコアを単純明快な解説と、すずきひろし氏によるイメージイラストによって、ネイティブスピーカーと同じ感覚で英単語を習得することができる一冊。英文を作るときに絶対必要な動詞に焦点を絞り、基礎的なレベルから中級レベルまでの単語を取り上げ、幅広い学習者層に向けた1冊となっている。

 たとえば、closeとshutの2つの単語は、日本語訳ではどちらも「閉める」か「閉じる」となる。しかし、実は日本語の違い以上の違いがcloseとshutにはある。

 close the windowは「(静かに、ゆっくり)窓を閉める・閉じる」、shut the windowは「(通例音をたてて)窓を閉める・閉じる」という意味になる。目的語が「窓」の場合は、それぞれの単語の持つ一面的な意味しか見ることができないが、目的語を「口(mouth)に変えると、違いが明確になる。

 Close your mouth.は「(ゆっくり)口を閉じてください」だが、Shut your mouth.は「(音を立てて)口を閉じてください」という意味にはならない。後者は「(口を閉じて)黙りなさい」という意味を伝える文になる。これはなぜか?

 closeのコアは、閉める動作を開始してから終了までの過程に焦点が当てられているのだそう。徐々にゆっくりとした動きをイメージさせる単語だ。一方、shutのコアは、閉める動作を開始してから閉め終わる動作までの一連の行為を一瞬に終えてしまうところに、本質的な意味があるのだ。

 同じような意味では、fallとdropもそれにあたる。fallが「ヒラヒラとゆっくり落ちる」イメージに対し、dropは「ストンと急激に落ちる」イメージになる。それぞれの本質的な意味を理解することで、英単語が頭に入りやすくなるのだ。

 他にも、go、come、take、bringは、どれも「行く」という日本語訳の単語だが、本質的な意味を探ると違いが出てくる。

go…ある場所を起点として、その場から離れること
come…起点となる場所に向かうこと
take…起点から離れた場所へ連れて行くこと
bring…起点となる場所に連れて来ること

 というように、それぞれの単語のコアを理解することで、それぞれのシチュエーションで用いる単語を選ぶことができるようになる。

 本書では、初級から中級までの253単語を掲載。英単語がなかなか覚えられない人は、語源とイメージイラストから単語学習をしてみてはどうだろう。ただ暗記勉強をするよりも、楽しく英単語を覚えられるはずだ。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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