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問題解決・トラブルシューティングを効果的にする4つのステップ

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※画像はイメージ(新刊JPより)。
※画像はイメージ(新刊JPより)。

 何かトラブルが起きたとき、どのように対処し解決したらいいのか。

 トラブルの核心を見つけ出し、効率的に対処できる人は仕事に限らず何をしても強い。

 解決したいテーマを上手に分解して本当の課題を特定することで、問題は解決しやすくなる。そのための問題解決のステップが「(1)現状把握→(2)解釈→(3)介入+(4)感情の保留」だ。

 『世界一シンプルな問題解決』(中尾隆一郎著、フォレスト出版刊)では、著者の中尾隆一郎氏が2年半以上続けてきた経営者向けの塾「中尾塾」から生まれた問題解決メソッド「現状把握→解釈→介入+感情の保留」の「理論」に加えて、ケーススタディを紹介する。

問題解決・トラブルシューティングを効果的にする4つのステップ

 問題解決のステップは、

(1)現状把握=本当の課題を特定する
(2)解釈=課題解決策を見つける
(3)介入=現場に課題解決策を実行してもらう
(4)感情の保留=(1)~(3)をうまく進める

 の4つ。「感情の保留」とは、喜怒哀楽などの感情が起きるのは仕方ないと捉え、それを保留して感情のままに判断・行動しないということ。この「感情の保留」は、「(1)現状把握→(2)解釈→(3)介入」のすべてのステップにおける大事なポイントとなる。

 まず(1)の現状把握が間違っていると、それ以降でいくら良い課題解決策を見つけようと、現場にその解決策を実行してもらおうと、それらは無駄になってしまう。正しい課題を特定することが現状把握。正確に現状把握することができれば、課題を特定しやすくなる。

 正確に現状把握するには、事実を視ることが必要。ただ、事実に加えて類推が入り混じっていることが少なくない。この事実と類推を分類しなければならないが、その際に必須のスキルが(4)の感情の保留だ。「この人が言っているので、信用しよう」「この人が言っているから、信用できない」など、人はついつい感情で曖昧な判断をしてしまう。なので、その場で決定を下さずに、しばらく抑えて留めておく。これが感情の保留。正確に事実情報を集めて、全体像を掴んで、そこから課題を把握していくということだ。

 中尾氏が、「中尾塾」で2万5000件のケースから導き出したという最適解を紹介する本書。問題解決力をアップすることで、仕事の質も上がるはず。本書から問題解決力のスキルを身につけてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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