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成功者たちが実践する「優秀な他人の真似をする」方法…オリジナリティは二の次

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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 成功者といわれる人たちと同じ結果、そしてそれ以上の成果を出すにはどうしたらいいのか。一つの方法は成功者の才能を分解し、トレース、つまりマネをすることだ。大きな成果を出している人のやっていることを分析して、原因と結果の結びつきを知る。そのうえで自分でも真似をする。こうして再現性高く、成功率高く結果を出すための方法を解説するのが、『あの人の「才能」をトレースする技術』(森貞仁著、フォレスト出版刊)だ。

才ある人をマネするために覚えておきたい5つの力

 本書では、株式会社Myself代表・経営コンサルタントの森貞仁氏が、成功者の才能をトレースするためのノウハウを紹介する。自分の価値観で進む道を決め、成功者の才能をトレースするためには「観察する力」「分析する力」「真似する力」「拡大する力」「つながる力」の5つの力が必要となる。

 たとえば、結果を出すために、独立する、起業する、会社員のまま仕事のやり方を変える場合、その具体的な行動として成功者と呼ばれる人や会社の先輩、上司の「真似」から入る。しかし、誰かれ構わず真似しても非効率なので、誰を真似すれば成功率が高くなるのかを「観察」によって選ぶ。

 そのうえで、成功者のしている仕事を「分析」する。どんな要素で成り立っているか、同じように再現するためのポイントを見つけるのだ。真似をして結果を出せるようになったら、そこに自分の強みを加えて「拡大」していく。「観察」→「分析」→「真似」の順番が重要となる。

 そして、分析、真似のためには、成功者の近くにいなければならない。さらに将来的に組織を持ったり、協力関係を築いたりするためにも、人脈が必要となる。そこで「つながる力」が必要となる。「観察」→「分析」→「真似」→「拡大」→「つながる」の順番で、5つの力を実践していくのがいい。

 「真似る」といっても、パクる、猿真似をしているだけは意味がない。成功者のやり方を自分のものにして、その先で自分だけのオリジナリティを発揮するために「真似」のフェーズを踏むのだ。真似ることをしながら、「こうしたらもっと良くなるな」「自分だったらこうやるのにな」といった自分なりのやり方をストックしておく。そして、成功者の仕事を真似できるようになったら、必要のない工程を削ったり、自分なりにアレンジする。そこからオリジナリティが育っていく。

 真似のフェーズは、いずれ自分だけのオリジナリティを発揮するための準備期間と捉えることが大切になる。まずは成功者の才能をトレースする。それから自分なりのオリジナリティを加えることで、仕事の効率や成果も上がるはずだ。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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