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問題は「SV(注:スーパーバイザー)の定期的な臨店指導を不要」としていることだ。同社は以下の3点をその理由に示している。
・券売機のメニュー変更をネットワークを通じて一括配信
・独自開発の売上管理システム導入により日次決算
・店舗における調理作業をより簡略化
先の外食関係者はこう指摘する。
「この程度のことは一定レベル以上の飲食チェーンなら実施していて、SV不要の理由にはなりません(笑)。SVが定期的に臨店しなければ、飲食業の基本であるQSC(商品の品質、サービス、清潔)のチェックや指導ができません。店員たちの意識が緩んでいないかなども、定期的に臨店しないと把握・指導できません。目的はSVの人件費を抑えることでしょう」
FCの加盟対象は法人だが、「SVの定期的な臨店指導を不要」という体制でFCが収益を上げ続けるには、飲食店を多店舗展開して自前のSVを擁している法人が、新規事業として加盟することが望ましい。それがかなえば、三光マーケティングフーズは“東京チカラめしのFC本部企業”へとモデルチェンジを図れるかもしれない。
(文=編集部)
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