──そんなに喜びにあふれたものなんですね。
小嶋 本人同士だけでなく、家族も喜んでくれますよね。また、仲人としては、成婚報酬を得ることができるので、成婚をさせることに対してのモチベーションも上がる。相手を幸せにすることによって、自分自身の生活も豊かにすることができるんです。
──では、仲人に向いているのはどのような人でしょうか?
中西 まず、お世話が好きな人が向いていますね。いわゆる「おせっかいおじさん・おばさん」です。ただ、あまりおせっかいすぎると嫌がられることもあります。そのため、なるべく、質問が来た時だけ応えるようにして、仲人の方からはあまり連絡はしないようにしていますね。
小嶋 私の場合、親身になりすぎて、以前はLINEが一日鳴りっぱなしなんてこともありました。ただ、そうやって相談に乗りすぎるのも依頼者のためにあまりいいことではない。適度な距離を保ちながら仕事を行うように気をつけています。
仲人で「社会貢献」ができる!
──現在、日本仲人協会に加盟する仲人さんは、どのような方がいらっしゃるのでしょうか?
中西 中心になって活動しているのは50代の仲人ですが、20代から年配の方まで、さまざまな方がいます。私自身、30代から仲人を始めたのですが、友達感覚でお世話をしていたことが好評でした。人の人生に大きく関わる仕事なので、仲人それぞれの個性や強みを生かすことがやりがいや成果につながる仕事ですね。
──近年は、少子高齢化が進んでいます。結婚したいカップルを結びつけていくことは、社会への貢献にもつながりますね。
中西 少子化の根本的な問題は未婚率の上昇にあります。というのも、結婚したカップルだけで出生率を見ると1.96人と、カップルでほぼ2人の子どもを生んでいる状況です。つまり、未婚率を減らすことによって、出生率の低下は防ぐことができるんです。実際、定年退職した人で「第2の人生として社会貢献をしたい」という気持ちから仲人という仕事を選ぶ人も多いですね。
──定年してから仲人に?
中西 はい。また、主婦や自営業、あるいは会社員で週末に副業をする人など、さまざまな方々が仲人として仕事を行っています。私自身も、呉服店を営んでいたのですが、呉服が売れない時代になり、本業の売上アップにつなげるサイドビジネスとして始めたのが仲人をするきっかけでした。
──副業で仲人をされている方が多いんですね。
中西 日本仲人協会としては、副業で仲人を行うことを推奨しています。その理由は、お金ばかりを求めてしまうと依頼者の気持ちに寄り添うのが難しくなってしまうから。副業として始められるように、開業資金も抑えています。他の結婚相談所などの場合、開業するにあたって加盟料として100万円かかることも珍しくありませんが、日本仲人協会の場合は無料講座に参加すれば加盟金はかからず、いただくのも3万円のホームページ利用料のみなんです。
──理事長である中西さんの目から見て、どういった方に仲人になってほしいと思っていますか?
中西 加盟してほしいのは、おせっかいではない程度のお世話好きです。そして、結婚したいという人を甘やかさず、指導者として結婚まで導いてあげられる人ですね。
──そんな仲人さんがいたら、依頼者も思わず頼りたくなってしまいますね。
金井 いま、「結婚したいけど出会いがない……」という人はたくさんいます。自分が仲人になって結婚に導くことができれば、相手も幸せになるし、自分でもその喜びを味わうことができる。仲人として仕事をすることを通じて、そんな喜びを味わってほしいですね。
中西 未婚率は上がっているものの、アンケートによれば「一生結婚しなくていい」と考えている人はわずか5%程度しかいません。90%近くの人が「いい人がいたら結婚したい」と考えているんです。そんな人々を幸せな結婚に導く仕事は、とても大きなやりがいを与えてくれる。これまで多くの仲人を見てきましたが、経験を積めば積むほど、仲人自身の顔つきも変わってきました。ほかの人に幸せをつかんでいただくことで、自身の人生も豊かにできるのが仲人 という仕事なんです。
仲人業の紹介・仲人募集
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日本仲人協会
https://www.omiaink.com/
※この記事は企業PRです。