指定された部屋のルームキーを受け取り、さっそく室内へ。デラックスというだけあって十分な広さがあり、大柄な人にはむしろちょうどいいかもしれない。また、入り口や受付のきらびやかさとは違い、個室内は茶色と白の配色。これなら十分落ち着いて過ごせそうだ。
さらに、案内カタログを確認すると、女性専用のパウダールームではドライヤーの無料貸出が行われているとのこと。もしや客の要望を受けてドライヤーを導入したのかと思い、フロントに問い合わせたところ、「男性のお客様が使用できるドライヤーはございません」と、あくまでも女性客のみを対象としたサービスだった。
せっかくなので、10分100円のコインシャワーも体験。シャンプーやリンスなどのアメニティは自動販売機にて400円で販売されていて、バスタオルは別途400円。コンビニで一式揃えるのと変わらないと思うが、出張や旅行で長期滞在する人は持参しても良いかもしれない。
ちなみに、男性用のアメニティセットにもシャンプー類が入っていたが、それならばドライヤーも必要ではないか。シャワールーム自体は共用スペースのわりに目立った汚れもなく、脱衣所の鏡も綺麗に磨かれていた。
ついでにトイレとランドリーコーナーもチェック。トイレの清掃は行き届いているようだったが、便座用の除菌クリーナーなどがなかったのは残念。また、ランドリーコーナーは洗濯1回200円で、洗剤は50円で販売。乾燥機は15分100円で、夏場なら1回分の料金内で済みそうだ。
最後は部屋に戻り、防音の程度を体感。確かに物音が聞こえることもあったが、ウルサイとは感じなかった。フロントでも「室内でのスマホ通話OK」と、大声でなければ会話を禁じられることもなかったので、こうした音が少しでも気になる人は、耳栓を持参すれば問題ないと思われる。
シャワースペースも清潔
続いて、オープンしたばかりの「NET MARU(ネトマル)池袋西口店」を訪問。ホームページに「池袋駅より徒歩5分。または、地下通路1a出口でてすぐ」と書かれていた通りで、雨の日でも安心だ。
受付に向かうと、店内はホームページと同じ黒と黄色の配色が印象的。こちらでも身分証確認は必須で、無料の会員登録を行った。料金の説明を受けると、スタンダードルームが1時間500円、女性専用ルームが1時間600円と、ネットルームマンボーとは逆に女性専用のほうが高額に設定されていた。この差について店員に聞いてみた。