風が金木犀の香りを運ぶようになり、往来する人々の装いもすっかり秋めいてきた。けれど「今年は忙しくて夏遊びが不完全燃焼」「まだまだ夏を楽しみたい」という人もいるのではないだろうか?
そこでコスパに優れ、日本の秋から冬にかけてオススメの「南の島ベスト5」を、以下に紹介。飛行機代、ホテル代の予算目安も記載しているので、参考にしてみてほしい。エメラルドグリーンの海、さらさらとした真っ白な砂浜、突き抜ける青空、そしてもういちど夏を求めて。さあ、次の休みはどこの島に行こう?
ベスト5:北マリアナ諸島・サイパン島
「マリアナブルー」と称される、世界屈指の透明度を誇る海に囲まれている、サイパン島。一年を通して気温は27℃前後と一定で、「年間の平均気温がほとんど変わらない島」としてギネスに認定されている。まさしく常夏の島だ。成田から3時間30分ほどのフライトでアクセスできるというのも大きな魅力で、特に子連れにはうれしいポイントだろう。
5歳からできるシュノーケリングなどもあり、子どもも一緒にマリンアクティビティを楽しめる。陸地では、四輪駆動車でのオフロードドライブやマウンテンバイクライドなどの体験が可能だ。アクティビティが豊富な一方で、ゆったりとした時間が流れるサイパン島は、「癒しの島」とも「ゆとりの島」とも呼ばれている。
・飛行機&ホテル代の目安:6万円~(3日間)
ベスト4:アメリカ・グアム島
グアム島は、日付変更線に最も近いことから、「アメリカの1日が始まる島」と呼ばれている。同時に最も日本に近いアメリカでもあり、主要都市から直行便に乗り込めば、わずか4時間前後でアクセスが可能だ。人気度はハワイに譲るが、時差が少ないことや、物価が安いこともあり、気軽にアメリカを、そして南の島を体感したい人にオススメだ。
日本語が通じやすいということもあるが、最大の魅力はマリンアクティビティ。ダイビングやシュノーケル、バナナボート、パラセイリング、そして空気の入ったヘルメットをつけて海中を歩くシーウォークに野生のイルカと遭遇できるイルカウォッチングなど、1度の旅行では体験し尽くせないほど、さまざまな遊びができる。
・飛行機&ホテル代の目安:6万円~(3日間)