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多賀秀行「旅行しよう。」

この秋冬、10万円以下で行ける南の島ベスト5! 絶景の海、極上の楽しみ満載

文=多賀秀行/フリー編集者、宿「ANCHOR SITE」オーナー
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ベスト3:パラオ

 パラオは、9つの有人島を含め300以上もの島々から構成される国だ。ロックアイランドと呼ばれているそれらの最大の特徴は、唯一無二の景観。長年にわたる波の浸食で海面付近がくびれ、まるでマッシュルームのように見える島々が連なっているのだ。

 ロックアイランドは見所が満載だ。潮が引くと、クリスタルブルーの海の上に緩やかなカーブを描く真っ白な砂の道が出現する 「ロングビーチ」。乳白色のきれいな水が広がる「ミルキーウェイ」では、海底に沈殿した白い泥で、全身パックも楽しめる。ほかにも内海と外海をつなぎマンタに高確率で出逢える「ジャーマンチャネル」、星形の「カープ島」でBBQランチなど楽しみは尽きない。他の南の島とは異なる体験をしたい人にオススメのデスティネーションだ。

・飛行機&ホテル代の目安:9万円~(5日間)

ベスト2:インドネシア・バリ島

 一万数千もの島々が東西に鎖状に連なる、世界最大の群島国家インドネシア。中央部に位置するバリ島は、数千ものヒンドゥー寺院が存在することから「神々の島」と称されている。美しい海だけでなく、緑豊かな自然、神秘的な文化、心の琴線に触れる芸術、リーズナブルなショッピング、極上のマッサージなど、幅広い楽しみ方が可能だ。

 一般的には乾季がベストシーズンとされるが、雨季にあたる11月~3月もいい。午後の2時間程度、強い雨が降ることもあるが、マンゴーなどの南国特有のフルーツが旬を迎えるからだ。さらに、ただでさえ物価が安いのに、旅行代金が乾季よりもリーズナブルになる。南国特有の空気が満ちる、懐深き神の島を巡ろう。

・飛行機&ホテル代の目安:5万円~(3日間)

ベスト1:タイ・プーケット

「アンダマン海の真珠」と呼ばれるほどに美しいプーケットは、タイ南部に浮かぶ島だ。西海岸に点在するビーチはそれぞれ異なった特徴を持つ。ショッピングやグルメ、夜遊びも楽しめる最も賑やかな「パトン・ビーチ」、高い透明度の海でシュノーケリングができる「カタビーチ」、海ガメの産卵が見られる「ナイヤン・ビーチ」、5つ星ホテルが並ぶ「バンタオ・ビーチ」、夕陽が特に美しい「ナイハーン・ビーチ」など、好みでビーチを選べる、贅沢な環境が広がっている。

 プーケット近郊には離島も多く、珊瑚礁に囲まれた「コーラル島」、浅瀬が広がり、子連れでも気軽に楽しめる「カイ島」など、1時間以内で行ける島がいくつもあるのも大きな魅力。まもなくベストシーズン(11月~3月)を迎えるプーケットは、これからの時期にオススメのデスティネーションだ。

・飛行機&ホテル代の目安:5万円~(6日間)

 暑い時期に涼を求めるように、寒い時期に“暖”を求めるのも、ツウな旅と言えるのではないだろうか? 夏に南の島を訪れるのも、もちろん素晴らしい。しかし渡航先は一緒でも、風が冷たくなる秋や冬に南へと飛び立ち、ちょっと濃くなった肌の色を持ち帰るほうが、より贅沢な旅といえるだろう。家族で、カップルで、友人と、そしておひとり様でも。機会をつくって、人生を豊かにする素敵な思い出をつくろう。
(文=多賀秀行/フリー編集者、宿「ANCHOR SITE」オーナー)

多賀秀行/フリー編集者

多賀秀行/フリー編集者

1981年生まれ。東京都出身。一日一組限定の宿「ANCHOR SITE」を営みながら、海外旅行をメインとしたフリーランスの編集者として活動している。
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Twitter:@tagahideyuki

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