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最後に「好きなお酒の種類」について聞いたQ4.では、ビール(70.1%)が断トツで、2位が焼酎(36.1%)。“お酒の定番”ビールと焼酎の人気の高さがうかがえる。3位には焼酎とほぼ同じ数字でワイン(35.7%)がランクインし、やはりワインを飲む人が増えてきている様子がうかがえる。そして3〜4位にはサワー(34.5%)、カクテル(32.7%)といった甘くて飲みやすいお酒が並び、数字的には、断トツのビールに続くかたちで、焼酎、ワイン、サワー、カクテルを好む人たちがほぼ同じ割合で分散しているといえよう。一方、苦戦しているのがウィスキー(15.3%)で、日本酒(25.7%)にも大きく引き離され、カクテルの半分以下となった。アルコール度数の高い“強い”お酒は、避けられる傾向にあるようだ。
これらのほかに少数ではあるものの、30代以上の人から挙がったのが「梅酒」で、口当たりが良くジュース感覚で飲めることや、「健康に良い」というイメージが影響しているのかもしれない。
今回の調査から、人々のお酒を飲むスタイルや好みの多様さがうかがえるが、年末に向けお酒を飲む機会も増える中、こうした多様性を理解することで、“お酒の場”を楽しくそしてトラブルのないようにしていきたいものだ。
(文=成田男/フリーライター)
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