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20日の東京株式市場で、日経平均株価は一時、前日比800円超上昇した。前日の大幅下落で値頃感が出て、幅広く買われた。終値は674円30銭高の3万8062円92銭。
19日の米国の主要株価指数がそろって上昇したことで、投資家心理も上向き、東京市場は全面高の状態が終日続いた。為替相場が円安・ドル高方向に振れたことも、日本株に追い風となった。
ただ、夏休みシーズンで海外勢を中心に機関投資家の動きは鈍く、プライム市場全体の売買代金は4兆円を割るなど薄商いだった。短期運用スタイルが多い個人投資家が中心の相場だったため、取引終了にかけては利益確定の売りが増え、日経平均の上昇幅が縮小した。
市場からは「閑散相場の中、投機筋による株式先物の買いも入り、指数の上げ幅が大きくなった」(大手証券)との指摘があった。 (了)
(記事提供元=時事通信社)
(2024/08/20-16:34)
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