活動休止中だったKing & Prince(キンプリ)メンバー・岩橋玄樹が3月いっぱいでグループを脱退し、ジャニーズ事務所からも退所した。復帰を待ち望んでいたファンにとってのショックは大きかったが、退所直後の4月1日、岩橋はインスタグラムを開設。自身の近影らしき写真を公開するとともに、退所の経緯やファンへの思いを長文でつづり、ネットで大きな話題となっていた。
岩橋は2018年11月、パニック障害の治療に専念するために活動を休止。2019年2月には一部制限付きでの活動再開を発表したが、ふたたび不安定な状態に陥ったとして同月28日に活動再開が見送られていた。
結果として2年半近く休業状態にあったこととなる岩橋。その期間、メディアでは“ある異変”が起こっていたことから、以前よりファンの間では、岩橋は「退所してしまうのでは」と心配する声が聞かれていたという。
「岩橋の休業中、歌番組などでキンプリの映像が流れる際に、なぜか岩橋の活動休止後の映像ばかり使われ、あたかもキンプリが5人グループであるかのように扱われていたのです。当然ファンからは、『6人の映像を流してほしい』と不満の声が出ていた一方、『何か理由があるのかも』『ジャニーズ事務所の意向なのかな』『このまま引退しちゃうのかな』と、岩橋の進退について勘繰る声も出ていました。
ただ、かといって岩橋がメディアで完全にタブー化していたというわけではありません。今年2月22日発売の『ViVi』(講談社)4月号のインタビューページでは、キンプリメンバーが岩橋について『絵文字の雰囲気が明るくなった(笑)』『ファンの方々を大切にする気持ちが昔より強くなっているかな』『以前よりもルックスが男らしくなったと思う』などと明かし、メンバーと岩橋の間に最近でも交流があることの“匂わせ”ではないかと話題に。そのため、岩橋の復帰を最後まで信じていたファンも多かったようです」(芸能ライター)
岩橋玄樹、岡本圭人、そして大野智?…「バースデーカードから消えると退所の可能性濃厚」という“都市伝説”
ここ数年、ジャニーズ事務所ではメンバーの退所やグループの解散・活動休止が目立っているが、メンバーの退所前に、いわゆる“退所フラグ”ともいえる兆候がみられることがある。
「3月で退所した元TOKIO・長瀬智也は、退所発表前の5月に『女性セブン』(小学館)で事務所やメンバーに内緒で自主制作の映画撮影をしていたと報じられています。長瀬はそれ以前から退所が噂されていましたが、ジャニーズ事務所に副業禁止というルールがあるにもかかわらず、事務所に秘密で映画撮影を行っていたということで、退所説がさらに強くなりました。
また、ファンの間では『退所の可能性があるメンバーはファンクラブ会員向けの特典であるバースデーカード(ファンクラブ会員の誕生日前後に送付されるお祝いカード)から姿が消える』という噂も、まことしやかにささやかれています。通常であれば、早ければ退所発表から1~2カ月前後してから、遅くとも退所を発表した年内中にバースデーカードの写真が退所したメンバーが不在のものに変更される……というのが一般的な流れなんです。
しかし、先日退所した元キンプリの岩橋は、2020年に送付されたバースデーカードからすでに姿を消しており、そのまま退所しています。さらに今年1月には、1月上旬生まれの嵐のファンクラブ会員に大野智以外のメンバー4人のワンショットが並べられたバースデーカードが届き、ファンから『大野くんは退所が決まってるのかも……』との声が出ていました。
また、2018年からアメリカ留学のため活動休止中で、この4月11日に付けでHey! Say! JUMPを脱退することが電撃発表された岡本圭人も、2021年に入ってからバースデーカードから姿を消していました。岡本は4月1日に28歳の誕生日を迎えましたが、その日にファンクラブ会員向けのブログを更新することもなかったため、ファンは不安を覚えていたようですが、案の定……という結果になってしまいましたね」(同・芸能ライター)
ちなみに、活動休止を経て昨年8月に復帰を発表したSexy Zone・松島聡は、活動休止中も歌番組などで使われた過去映像で姿を確認できていた。また、同グループで現在活動休止中のマリウス葉も、3月24日放送の『Premium Music 2021』(日本テレビ系)で流れた過去映像に映っていたため、現時点ではいずれきちんと復帰するとみられている。
もちろん、先に述べたような“退所フラグ”があったからといって、必ず退所するわけではなく、また元NEWS・手越祐也や元TOKIO・山口達也のように、スキャンダルに見舞われて突然退所にいたることもあり得る。しかし、メンバーの活動休止中にメディアやファンクラブでの“扱い方”が変われば、ファンを不安にさせる一方で、マスコミも「退所の可能性あり」として注視することは間違いないようである。