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しかし、常務取締役人事担当の横山輝生(三上博史)の意見は変わらず、蒲田支店の廃店が決定。これで、タイトル通り集団左遷と思われたが、藤田頭取の機転によって行員たちはほかの支店に異動することになり、全員が銀行員として今後も働き続けられることになった。そして、片岡もリストラを免れ本部の融資部に移ることが決定したのだった。
まだ折り返し地点を迎えたばかりだというのに、早々と蒲田支店の廃店が決まってしまった『集団左遷』。次回からは、本部に移った片岡の奮闘が描かれるようだが、まさかの二部構成に視聴者からは「集団左遷最終回と思ってたら来週から第二章だった。」「集団左遷ってドラマ最終回っぽい感じ出しときながら、第二章突入やん熱い」「来週から第二章なのか…新たな登場人物も何人かいたな~」と困惑と期待に満ちた声が続出していた。
しかし、銀行員としての立場に「利益だけを優先しない姿に安心した」「サラリーマンとして共感した」という声が出る一方で、片岡たちが西村精機・西村の思いを優先させて蒲田支店の廃店を選んだことについては「蒲田支店を助けるために預金とかしてくれた人たちは?」「企業や経営者の立場ばっかり考えてるけど、個人の人たちの立場はどうなの?近くの銀行がなくなったら困るよ」「支店がなくなるとお客様が困るとあんなに言ってたのに、蒲田は廃店だけど自分らの立場が守られてハッピー!で終わってて全く共感できなかった…」と疑問に思った人も多かったようだ。
視聴者もせっかく蒲田支店のメンバーたちに思い入れが強くなってきたところで、次回からはガラリと出演者が変わりそうな予感。とはいえ、片岡が次はどんなトラブルに巻き込まれ、“がんばる姿”を見せてくれるのかを楽しみにしたいところだ。
(文=絢友ヨシカ/ライター)
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