2006年に日本上陸して以降、北欧家具ならではのスタイリッシュなデザインと、選んだ商品を自分で持ち帰って組み立てるという、セルフサービス方式の目新しさで人気を集めてきた世界的な家具量販チェーン・IKEA。
「より快適な毎日を、より多くの方々に」というビジネス理念に基づいたお手頃な価格設定も相まって、ブランドのファンを着実に増やしてきたように見えたが、近年の業績は低迷。日本法人のイケア・ジャパンは2018年8月期の決算で、9億円の営業損益に陥った。
価格競争を挑む同業他社やインターネット通販の隆盛に、やや押され気味のIKEA。とはいえ、取り揃えられている家具や雑貨には、低価格でありながら高い品質を誇る商品が依然として多く存在している。
そこで今回、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が「この夏、買うべき日用品5選」というテーマで、IKEAの商品を独自にセレクト。日常生活を豊かにしてくれること間違いなしのアイテムを紹介していく。
BÄSTIS(粘着ローラー)/99円(税込、以下同)
IKEAが取り扱う日用品のなかで、特におすすめしたいのが「BÄSTIS(ベスティス)」シリーズの粘着ローラーだ。ブラシのような縦型の形状をしていて、片手で持ちやすく、操作性にも優れているのが特徴となっている。
斜めに切れ目が入っていて、1枚1枚が独立しているテープは、ゴミを集めて粘着力がなくなったあとにはサッと剝がして切り離せるため、余計な手間がかからない。それでいて、テープがひとつついた本体は99円、11mのものが4ピースのセットになっている取り替え用テープも199円と、非常に低価格で販売されている。IKEAファンには有名で、その家庭に必ずひとつは常備されているというこの商品、ぜひ手に入れてみてはいかがだろうか。
FANTASTISK(紙ナプキン)50ピース/199円~
「FANTASTISK(ファンタスティスク)」シリーズの紙ナプキンは、ホワイトなら50ピース199円と、“プチプラ”な商品。オシャレな見た目の色つきナプキンでも50ピース299円と、低価格を実現している。それぞれが3枚重ねになっていて吸水性が良く、つくりがしっかりとしているのも魅力だ。
カラーバリエーションには、イエローやレッドだけでなく、ターコイズやライラックといったものまでラインナップされているので、複数の色を組み合わせて使うと、より食卓が鮮やかに彩られることだろう。
これを使ってちょっとした汚れや水滴をふき取るだけでも、一目置かれること間違いなしのオシャレな逸品。レジャーへ持って行っても、友人を招いた食卓でも大活躍してくれるはずだ。