え?たった2工程?自宅で絶品「手抜き」パエリア!フライパンひとつでできちゃう
料理はザックリ覚えれば上達する
パエリアはレストランでしか食べられない料理、と思っている人も多いことでしょう。しかしフライパンさえあれば、家庭でも簡単に作れてしまいます。
パエリアの工程は、「具を炒める」「米と一緒に炊く」これだけなのです。料理はポイントとなる1つか2つの工程を、ザックリと覚えれば初心者でも上達が早いです。「大意をつかむ」と表現すれば、ビジネスパーソンの方々にはきっと慣れた感覚ですね。
料理には細かいコツもたくさんありますが、これらは慣れるにつれて、自然に覚えていくものです。
男性にも料理の即戦力が求められる
一流のプロや職人は、細かいことまで丹念に修行を積む人で、そこが家庭料理人とは違う点ですが、「育メン」や「育休復帰」がこれまで以上に求められている現在は、昔のような男の料理のままでは家事参加するには力不足かもしれません。
今回のパエリアは具のシーフードや野菜も、手に入るもので十分。えびの代わりにイカやタコを使ったり、サフランは少し高いので、ターメリックやカレー粉でもおいしくできます。何しろシーフードと米さえあれば、そこそこ立派なパエリアになります。
休日の昼や夕食に、たまにはパパが腕を振るってみてはいかがでしょうか。
米…1合
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1片
プチトマト…8個
パプリカ(赤・黄)…各1/4個
さやいんげん…4本
あさり…100g
えび…4尾
サフラン…ひとつまみ
湯…250ml
調味料A(塩…小さじ1/3、こしょう…少々、コンソメスープの素<顆粒>…大さじ1/2)
オリーブ油…大さじ1
レモン…1/4個
【作り方】
1.サフランは分量の湯に20分ほど浸けておく。カレー粉(小さじ1/2)やターメリック(小さじ1)を使うときは、6で直接加える。
2.玉ねぎ、にんにくはみじん切り、プチトマトはへたを取り除く。パプリカはへたと種を取って細切り、さやいんげんは3等分に切る。
3.あさりは塩水(分量外)に1~2時間浸けて砂出しをし、殻をこすり合わせてよく洗う。えびは竹串で背わたを取り、足とひげはキッチンばさみで切りそろえる。
4.フライパンにオリーブ油の半量を中火で熱し、3を入れてえびの片面を焼いたら裏返し、ふたをしてあさりの口が開いたら、すべて取り出す。
5.4のフライパンに残りのオリーブ油を入れ、2の玉ねぎ、にんにくを加えてしんなりするまで中火で炒める。
6.米を加え、米が透明になるまで炒め合わせる。Aを加えて混ぜ、火を止めて平らにならす。
7.2のパプリカ、さやいんげん、プチトマトを加えて強火にかけ、沸騰したらふたをし、弱火で加熱する。
8.えびとあさりを戻し入れ、中火でご飯の底がカリッとするまで加熱して、くし形切りのレモンをのせてフライパンのまま食卓へ出す。
(文=食の蔵からレシピニュース編集部)