パステルカラーのトップスが台なし!4つのNGなメイク…濃い眉、強すぎるリップ&アイ
毎年春に流行するカラーといえば、淡いパステルカラー。ふんわりとやわらかなパステルカラーのトップスは顔うつりもよく、表情を若々しく見せてくれます。しかし「パステルカラーが似合わない」とお悩みの人も少なくありません。そのような人は、メイクやヘアに原因がある可能性も。
そこで今回は、メイク講師の経験を持つ美眉アドバイザーの玉村麻衣子が、パステルカラーが似合わないという人がやりがちな4つのNGをご紹介します。
NG1:眉を濃くハッキリ描いている
まずチェックしたいのが眉メイク。淡いパステルカラーの洋服を着るときは濃い色で眉を描くのはNG。淡くやわらかな雰囲気の洋服に対し、眉が濃いと顔だけ浮いてしまいます。
また、たとえ濃い色を使用していなくても、輪郭をハッキリ描くと眉全体が濃く見えるので要注意。
特に注意したいのが眉頭。ぼかさずクッキリ描いてしまうと眉全体が濃く見え、あか抜けない雰囲気に……。
パステルカラーの洋服を着るときは、メイクの色合いもやや淡くすることで全体的な統一感が生まれます。髪色より1〜2トーン明るくなるように眉メイクを施し、仕上げに眉マスカラを使用すると眉毛の黒さが緩和され、やわらかな仕上がりになります。
NG2:アイメイクの印象が強すぎる
目をパッチリ大きく見せたいがために、アイラインやマスカラをたっぷり使用して目元の印象を強めている人も少なくありません。しかしアイメイクが強すぎると、目元が黒々しくキツイ顔立ちに見え、やわらかなパステルカラーとはミスマッチに。
パステルカラーを着るときは、アイラインは黒ではなくブラウンやダークブラウンを選ぶのがおすすめ。黒よりも悪目立ちせず、自然に目のフレームを際立たせてくれます。アイシャドウもグレーやゴールド等の強い色味は避け、ベージュ系ややさしいブラウン系を取り入れたり、この春のトレンドでもあるオレンジ系やピンク系のパレットに挑戦してみたりするのもおすすめです。
NG3:リップカラーが強すぎる
パステルカラーのトップスを着るときは、すぐ近くにある口元の色味とのバランスも意識したいところ。昨年~今年にかけて秋冬はブラウンリップが流行しましたが、ブラウンをはじめ、レッド、ボルドー等の深くハッキリした色味をパステルカラーに合わせるのはNG。深くハッキリした色はハンサムでかっこよい顔立ちに仕上がるため、やわらかな雰囲気のパステルカラーとは真逆。顔と洋服の系統がチグハグに……。
パステルカラーを着るときは、リップカラーもやわらかな色味を選ぶのがポイント。可愛らしく仕上げたいときはコーラルピンクやベージュピンク、ヘルシーに仕上げたいときはオレンジ、落ち着いた印象に仕上げたいときはベージュがおすすめ。春はマットな質感よりも、シアーで軽い付け心地のリップのほうが、顔がイキイキして見えます。
NG4:タイトなヘアスタイル
ヘアスタイルも実は重要。やさしくやわらかなパステルカラーを着るときは、ヘアスタイルもどこかやわらかな雰囲気に仕上げるのがポイント。タイトでかっこよく仕上げてしまうと、女性らしいパステルカラーの雰囲気とヘアスタイルが合わず、全身を見たときにバランスが悪く見えてしまいます。
ピチッとまとめるのではなく、トップやサイドの髪の毛を無造作に引き出してふんわり感を出したり、後れ毛を出してゆるっとしたラフな雰囲気に仕上げたりするとよいです。
以上、パステルカラーが似合わない人に多く見られるNGヘアメイクを4つご紹介しました。パステルカラーを着るときに、ぜひ参考にしてみてください。
(文=玉村麻衣子/美眉アドバイザー)