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沢木文「アナタの隣にいる転落女子」

会社の不倫サークル、「オジサン&オバサンの楽園」の実態!こんなにも「気持ちよく」て安全…

文=沢木文/ライター

「1年ほど前に同期の既婚女子に誘われたのがきっかけ。『会社の人と、ちょっと研修っぽい感じで土日に出張しない? 1万円で泊まれるし、チョー気晴らしになるよ』って言われて。その土日はパパもいたし、大人同士で出かけたかったので、『パパが家にいれば、いいよ。参加する』って答えたら、『静岡の温泉地にある3ベッドルームのコテージを借りたから、みんなでおいしいものを食べようよ』って言われたんです」(美緒子さん)

 美緒子さんは、「その誘いに即答したから、不倫サークルのメンバーになった」と自己分析する。それに、そのサークルは以前から噂になっていたこともあり、ピンときたという。そこで美緒子さんが「なんでそんなところに行くの?」「メンバーは誰?」などと聞いていたら、参加できなかったはずだ。ところで、メンバー同士の連絡は、どのように取り合っているのだろうか。

「LINEグループがあって、そこで予定調整しています。半年に1回くらい遠くに出かけていますが、個別に会うようになる人もいるみたい。今のところ、メンバーは6人。みんな、他部署の知らない人ばかりで、特に自己紹介もしません。というか、愛称しか知らない人もいます。まぁ、社員は数千人いるし、出入りも激しいので、社員同士でも知っている人のほうが少ないし」(同)

 実際に、コテージではどのようなことが行われたのかを聞いた。

「酔っぱらって覚えていないんだけど、お部屋に料理が来て、たくさんお酒飲んで、なんとなく隣に座った人(他部署の社員)と、それぞれベッドルームに入ってエッチ。久しぶりだったから、すっごく気持ちよかったし、最高でした。

 お互いに知らない人だから盛り上がれるけれど、“ホントに知らない人ではない”から危なくない。お互い問題になるとヤバいから(笑)、避妊もするし、他言しないし。夫とはずっとレスだったけど、出会い系をするのは怖いし、ひとりエッチすれば、まぁ満たされていたのでいいかなと思っていたけど、全然違いました」(同)

40代の参加者が多い、社内の不倫サークル

 宿泊費用は1万円で、男性が多く支払っているようだ。目的地までの交通費は自分持ちだ。

「メンバーには20代後半の男もいて、さらにその同期の子ともしたんだけど、私みたいな40代半ばの女を好きって人は多いみたい。会社の不倫サークルのいいところは、やっぱり、完全な他人ではないことですよね。

 同じ釜の飯を食べている人同士だけど“知らない人”ってのが、ホントにいい。だからこそ盛り上がれるのもありますね。あとは、バレないというのが安心。私はコテージ遠征に2回参加したけど、3回目は別に行かなくてもいいかなと思っています。というのも、平日夜に会える個人的な相手(不倫サークルのメンバー)も見つかったし」(同)

沢木文/ライター

沢木文/ライター

1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりメンズファッション誌の編集に携わる。以降、女性誌を中心にフリーランスの編集者として活動。著書に『貧困女子のリアル』(小学館)、近著に『不倫女子のリアル』(同)がある。

『貧困女子のリアル』 社会的に注目されている貧困女子はシングルマザーなどが多かったが、ここにきて、短大や大学を卒業した30代女性たちが貧困状態に陥っていることが表面化してきた。街金での借金、親からのDV、男性への依存など、悲惨な現状はネットや雑誌でも話題になり、反響は大きい。学歴があるのに、なぜお金に困るのか、なぜ人生を捨てたような日常になってしまうのか。親や上司の世代には理解しがたい驚くべき現実。そして意外に共感できるという同世代の女性たち。社会問題としての貧困女子を浮き彫りにする。 amazon_associate_logo.jpg
『不倫女子のリアル』 愛されたい女たちの逆襲がはじまった!? ベッキー、宮崎謙介、桂文枝、乙武洋匡……。世間を騒がし、社会問題となりつつある“不倫”。今や芸能界以外でも不倫は横行、特に働く女性が主導権を握るケースが増えている。女性はなぜ不倫に走るのか。不倫するとなぜ世間からディスられるのか。円満な家庭でも不倫のリスクはあるのか。女性の社会進出とともに価値観や倫理観も変わってきた。実際に不倫をしている30~40代の女性へのインタビューを通して、都会型不倫の現況と社会的背景を探る。 amazon_associate_logo.jpg

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