スターバックスコーヒーの毎年秋の恒例、芋とかぼちゃを使用した新商品。今年は「焼き芋ブリュレ フラペチーノ」と「パンプキン スパイス ラテ」が本日(9月21日)に発売され、早くもSNS上では賛否両論のレビューが続出。秋も深まり全国的に気温が低くなっていることから「寒くてフラペチーノ買えんかった」「冷えすぎて草 震えが止まらない」といった意外な“苦情”も目立っているようだ――。
焼き芋ブリュレ フラペチーノは、その名のとおり焼き芋に砂糖をまぶしてバーナーで炙ってキャラメリゼした「焼き芋ブリュレ」をモチーフにしており、実際にチャンク状に切った焼き芋ブリュレを使用。氷とミルク、焼き芋ブリュレソース、ブリュレチップをブレンドし、さらにその上にホイップクリーム、再び焼き芋ブリュレソースとブリュレチップをトッピング。レシピを読むだけでよだれが出そうになる逸品だ。
ちなみに昨年秋には「焼き芋フラペチーノ」が販売され人気を博していたが、今年はそこに「ブリュレ」の要素が加わり、よりグレードアップした格好となった。
一方、パンプキン スパイス ラテは昨年、15年ぶりに再登場して話題を呼んだ人気商品で、今年も満を持して再登場。かぼちゃのピューレ、エスプレッソ、スチームミルクをブレンドし、数種類のスパイス、ホイップクリーム、ナツメグをトッピングした商品で、クリーミーな味わいを堪能できる。
21日に発売されると、特に焼き芋ブリュレ フラペチーノを実際に飲んだ人々などによる感想が、以下のようにSNS上にあふれている。
<美味しすぎて全部飲み干した>(原文ママ、以下同)
<上のカリカリのチップが美味しすぎ>
<加賀ほうじ茶フラペチーノのあまりの不味さに加賀に謝れと思ったしほうじ茶フラペチーノ飲めんなったけど焼き芋ブリュレは美味しい>
<焼き芋を食べてる感じ ブリュレチップのパリパリ感 甘くて美味しかった>
<焼き芋ブリュレソースとパリパリ食感のブリュレチップがたまんないね>
<焼き芋フラペチーノの中では今までで一番美味しいかも>
<甘すぎて 期間限定のフラぺもショートサイズ対応して欲しい>
<芋の味薄いかな>
<甘い 芋のペースト?みたいなの入ってるんだけどあっまい…私、スタバのフラペチーノを飲めないぐらい年取ったんか??>
<美味しいけど去年のほうが好みかな?>
<また買うかってなると 買わないかも…>
<身体ブルブルしてる>
一方、9月も下旬に入りめっきり肌寒くなったこの時期に、細かく砕いた氷をベースとするフラペチーノ商品の新作が出たため、以下のように困惑の声もみられる。
<寒くてフラペチーノ買えんかった ホットコーヒー買った>
<フラペチーノ飲むのに最適な気温がもうない気がするんだけど私はいつ焼き芋ブリュレ体験できるの…寒さを我慢するしかない?>
<今日はとても寒いのに更に冷たいの飲んだから身体ブルブルしてる>
<美味しいんだけど冷えすぎて草 震えが止まらない>
<あたまキーンなりながら食べてますー>
<スタバの芋フラペより広告で芋フラペの隣にある焼き芋ブリュレの方が食べたすぎて震える フードであのまま出してほしい>
<3口くらいで終わるミニミニサイズ欲しい>
<この気温だとフラペチーノは僕には無理かな…お腹壊しそう>
<普通に焼き芋ブリュレが食べたい>
“芋の印象”が薄い?
同商品を飲んだ印象について外食業界関係者はいう。
「悪くはないが、680円(店内利用の場合)払ってまで飲む価値があるかといわれれば微妙というのが正直な感想。個人的には、同じくらいの金額を出すなら、単純に芋ブリュレそのものとコーヒーやカフェオレの組み合わせを食べたいなと感じた。
ストローをさして一口目で強烈な甘さが襲ってくるが、飲み終わるまで“芋の印象”が薄く、単に甘くて冷たい物を飲んでいると感じる人もいるかもしれない。飲み終わる間際、トッピングのホイップクリームにドリンクの残りとブリュレチップ、ブリュレソースが混ざり合うところは確かに美味しいが、全体的に量がかなりあるので、大量のフラペチーノと気温の低さが相まって体が震えるほどの寒さを感じてしまった。
さらに完食後はしばらくの間、胃が甘くて重い物体で占められてお腹が苦しく、体を動かすのが辛く感じるほど。仕事の効率が落ちる恐れがあるため、飲むなら仕事の合間の休憩時間などは避けて、仕事帰りなどのほうがよい。また、食が細い人はサイドメニューなどと一緒に食べず、フラペチーノのみを楽しむようにしたほうがいいかもしれない」
ちなみに焼き芋ブリュレ フラペチーノは一つ当たりのカロリーが359kcalとのことで、それなりの“覚悟”も必要そうだ。
【価格】
・焼き芋ブリュレ フラペチーノ(Tallサイズ)
持ち帰り:668円
店内利用:680円
・パンプキンスパイスラテ(同)
持ち帰り:540円
店内利用:550円
(文=Business Journal編集部)