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豆を挽くのに時間がかかるコーヒーミル…ダイソーでは買わないほうがいい?商品5選

取材・文=A4studio
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ダイソー「コーヒーミル」

 100円ショップ業界最大手のブランド「ダイソー」。近年ではお馴染みのアイディア商品に加え、ダイソーが手掛ける300円アイテムをメインにしたブランドを展開するなど、その多種多様なアイテム層の厚さが好評を得ている。

 そんなダイソーが躍進を遂げたのは1990年代初頭で、以来その圧倒的な人気は衰えることを知らず、現在国内で4042店舗、海外26の国と地域で2296店舗(2022年2月時点)を展開。そのコスパの良さは海外でも広く認められており、100円ショップブランド業界で堂々トップに君臨している。

 しかし、基本的にコスパが高く、100円とは思えない高品質な商品を取り揃えている印象のあるダイソーだが、なかには購入者の期待を裏切りかねない残念アイテムもチラホラ。そこで今回は“要注意なダイソーアイテム”を独自リサーチ。この秋、買う前に気を付けてもらいたい商品を5つピックアップした。

コーヒーミル/550円(税込、以下同)

 コーヒー好きの人のなかには、自分で豆を挽いてコーヒーを淹れたいと考えている方も少なくないはず。けれどコーヒーミルは安価なものから高価なもの、手動で挽くものや電動式のものなど数多く存在しているため、どれを買ったらいいのかわからないという方もいるだろう。

 ダイソーの「コーヒーミル」は550円というお手頃価格で、手動で豆を挽くことができる商品だ。ハンドルの部分は、スライドして内側に収めることができるという、収納にも配慮されたデザイン性も評価の高いポイント。ガラス製でチープ感はなく、インテリア映えしそうな商品だが、実際に使用してみると残念な点があるのだ。

 それは、シンプルに豆を挽くのにかなり時間がかかってしまうという点。収納に場所を取らない点や本体を丸洗いできるというメリットもあるが、一番の目的である豆が挽きづらいということから、メリットとデメリットが共存してしまっている印象が強い。

パソコンケース(13インチ)/440円

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 続いて紹介するのは、「パソコンケース(13インチ)」。素材はクッション生地でとても軽く、パソコン以外に充電コードやマウスなどの電子機器もまとめて収納できるという利便性の高い商品である。

 見た目もブラックでスタイリッシュな印象があり、外側には大きなポケットが付いていて、シンプルながら収納力も抜群。持ち手にはマジックテープが付いており、持ち運びも便利だ。しかし、一見機能性が高く思えるパソコンケースだが、使ってみると気になる点が。

 なんと、実際にパソコン本体をケースに入れてみると、その重量で持ち手の下部分が緩んでしまい、少々安っぽい見た目となってしまうのである。重さに耐えられなそうで、使用していると不安を覚えることも。ビジネスパーソンの“相棒”ともいえる高額なパソコンを守るケースとしては、少々心もとないため、長期間使用することを想定しているのであれば、別の製品を購入したほうがよさそうだ。

ダブルウォールグラス(約300mL)/330円

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 食器のなかでも日常生活で使用頻度の高いコップ。ダイソーでも、水切れのいいものや耐熱仕様のもの、デザイン性が優れているものまで、さまざまな種類のコップを取り揃えている。

 そのなかでも「ダブルウォールグラス(約300mL)」は、見た目も透明でシンプルかつ、耐熱ガラスを使用しており、機能面もデザイン面も総取りしたようなアイテム。しかも、容量が約300mL入ることも踏まえると、使用時の満足度が高い商品と思えるかもしれない。

 けれどこの商品、普段は問題なく使用できるのだが、底に穴が開いているためグラスとグラスの間に水が入ってしまうことがあり、洗ったときに乾きにくいという難点があるのだ。グラス自体は外側に温度が伝わりにくく、性能の優れた商品であることに違いないので、指摘した点が気にならない方は購入を検討してもいいのかもしれない。

まくら干し/110円

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 良質な睡眠に欠かせないまくら、いざ洗ったときどのように干しているだろうか。なかにはハンガーに無理やり挟んだり、洗濯バサミを使って竿に干したりする方もいるかもしれない。

 ダイソーの「まくら干し」は、その名の通りまくらを干すためのアイテムで、まくら以外にもぬいぐるみなどを干すこともできる。両方のフックを竿にかけることでサイズの大きいまくらを干すことが可能で、フックの位置を変えると小さなまくらを干すこともできるのだ。

 一見便利そうなこのアイテムだが、大きなまくらだと固定することができないため、干すときに若干不安定になってしまうというデメリットがある。実際に両方のフックを竿にかける方法で干してみると、バランスがあまり取れず、風が強く吹いたら落ちてしまいそうだと感じた。比較的小さなまくらであれば問題なさそうだが、大きな枕を使用している場合は要注意だろう。

MDFパソコンスタンド(2枚セット)/110円

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 最後に紹介するのは「MDFパソコンスタンド(2枚セット)」という商品。このスタンドを使うことでノートパソコンの高さを変えることができ、画面を見る視線が上がることで姿勢改善も期待できるという便利グッズだ。

 スタンドは適度な厚みと重さがあり、1枚1枚しっかりと自立することからグラつく心配とは無縁。木材や植物の繊維を加工した素材で作られていることもこだわりのポイントだろう。

 実際に使ってみると、パソコンに傾斜がつくことで手首にかかる負担が減り、普段より作業がラクになったと感じたのだが、しかし角度を調整できないという点が少々残念に思えた。また、タイピングしているとスタンドの引っかけ部分が手に当たってしまい、その都度スタンドの位置を細かく調整する必要があったのだ。これが小さなストレスとなって不満が募っていくのである。パソコンの使用環境にとてもこだわっている方には、ダイソーMDFパソコンスタンドは要注意といえるだろう。

――日常に寄り添ったアイテムを次々と生み出し続けるダイソー。今回選出したものは一概に悪いというわけではないのだが、使い方や機能によっては要注意といえる商品たちだ。今回の記事を参考に、しっかりと吟味してダイソーでの買い物を楽しんでいただければ幸いである。

(取材・文=A4studio)

※情報はすべて10月10日時点のものです。

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エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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