消費者が企業活動に抱く疑問を考察するサイト ビジネスジャーナル ⁄ Business Journal
昨今のWindows Phone搭載端末は、比較的安価な機種が多く発売されており、今後伸びるのではないかという期待感がある。
乗り換えるには厳しいのが現状
しかし、人気のあるスマホアプリには、iOSおよびAndroidにしか対応していないものも多い。特にソーシャルゲームなどは、現時点でWindows Phoneではほとんど遊べるものがない状態だ。もちろん、今後普及すれば対応アプリは増えると思われるが、ユーザーが買い替えるに当たっては大きなマイナス要因といえる。
ただ、マイクロソフト製品だけに、普段使用しているPCとの互換性は期待できる。例えば、Officeなどを使いこなしているビジネスパーソンには、利用場面が多そうだ。しかし、標準の地図アプリが日本に対応していないなど、現時点ですぐに利用するには厳しい部分もある。
そして、意外と勘違いしがちなのだが、Windows PhoneはPC版のWindowsと操作感は似ているものの、性能が同じなわけではない。例えば、Windows PhoneのブラウザではFlashが動かないため、人気ゲームの『艦隊これくしょん』(DMM.com)などは遊べない。
こうして見てみると改善の余地が多く、メイン機として使うには厳しい状態といわざるを得ない。現在、期待値が高まっているといわれているだけに、Windows 10発売後に登場するモデル次第で一気に普及する可能性もあるが、そこで魅力を打ち出せなければ急速にしぼんでしまう恐れもある。
(文=編集部)
Business news pick up
RANKING
23:30更新関連記事
2024.10.11 17:30
2024.09.13 19:15
2024.09.12 05:55
2024.09.10 17:45