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SIMフリーのケータイが欲しい! という人に、もっと怪しい場所を紹介しよう。
場所は台北の渋谷と呼ばれる若者の街、西門の奥のほうにある獅子林ビル。ここの1階はまさにケータイ屋さんだらけ。外向きの店舗こそSONYやHTCなどのメーカーが入っているものの、中に入るとガラスのショーケースの中に無造作に積まれるケータイ、スマートフォン、タブレットの数々。メーカーを問わず、新品も中古も同じように普通のガラスケースの中にところ狭しと並べられている。
古いものから最新のもの、ケータイもBlackBerryもiPhoneもGalaxyも、見たこともないような怪しい端末も同じように売られているのは、とても面白い光景だ。しかもこれらはすべてSIMフリー端末。購入すれば台湾でSIMを買って利用可能だ。ただし他の場所に比べて敷居が高いのも事実。多くの店員は日本語も英語も話せない人が多く、交渉には苦労する。「これが欲しい!」という端末があるなら、狙って行ってみるのもよいだろう。
獅子林ビルの内部。ガラスケースが見えるが、この中にケータイ、スマホが無造作に並べられている。ハードルは高いが、欲しいものがあるなら突撃あるのみ。
最後に台北最大の観光夜市、士林夜市も紹介しよう。ここにはスマートフォンのケース屋が何軒も軒を連ね、さらに屋台でもケースを売っている。ケースだけ欲しいならここで十分だ。300円くらいから手に入るケースは、結構しっかりした金属製のバンパーや、どう見てもライセンスを取ってなさそうなキャラクターものまで、よりどりみどり。この手のケースを買うのもまた、こういう旅の楽しみだ。観光のついでにあちこち見て回って、ぜひお土産に買って帰ろう。
(文=矢橋司/フリーライター)
これはりんご専売店、つまりアップル関連のお店を謳っているお店だが、もちろんニセモノ。でも、こういうのを探すのも、アジアの旅の楽しみでもある。
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