幅広い世代にSNSが浸透した現在、顔を知らない人とも友達になることが当たり前となった。ネットの掲示板などで知り合った同じ趣味を持つ人たちとのオフ会は、20年以上前から頻繁に開催されていたが、やはり顔を見たことがない相手とはじめて会う際は、さまざまな問題が生じるものである。
2023年9月3日に投稿された、福田ナオ絵 2日目日-西へ19b@fukku7010gmail1さんの「ハンドルネームしか知らない人に会うときは気をつけよう!!」という書き込みには、とある漫画が添えられていた。この投稿には、なんと2.3万件を超える「いいね」がついており、インターネット上で大きな話題となっている。
今回は、こちらの投稿に関する詳細を皆さんにご紹介します。
ハンドルネームしか知らない人に会うときは気をつけよう!! pic.twitter.com/osWiZa1N33
— 福田ナオ絵?2日目日-西へ19b (@fukku7010gmail1) September 3, 2023
リスキーすぎるハンドルネームにドキッ!!
漫画の冒頭は「インターネットのお知り合いと会うことになった」という書き込みからはじまっている。どうやら、投稿者である福田ナオ絵 2日目日-西へ19bさんは、インターネット上で知り合った相手と、居酒屋で待ち合わせをしているようだ。
待ち合わせの相手は、ハンドルネーム「犬畜生」さん。福田ナオ絵 2日目日-西へ19bさんのスマホには、犬畜生さんから「お店の前に立ってま~す」との連絡が届く。
ふと、店の前に立っている人に、目をやった福田ナオ絵 2日目日-西へ19bさんは、「あの人(が犬畜生さん)かな…?」と考えるが、もしも「犬畜生さんですか~?」と、声をかけてまったく関係ない人だった場合、リスキーすぎるのではないか?と戸惑ってしまう。
今のご時世、顔の見えない相手とのやり取りは当たり前なので、待ち合わせ相手を勘違いしたとしても、よくある間違いで済まされそうなものだが、問題は相手のハンドルネームが「犬畜生」だというところである。初対面かつ、まったく知らない相手に、笑顔で「Are You 犬畜生?」と問いかけるのは、もはや罰ゲームの領域だ。
変なハンドルネームを付ける人は、意外と多い!?
福田ナオ絵 2日目日-西へ19bさんが困惑していると、犬畜生さんから「やっぱ先に店内入りました~」との連絡が届く。やはり店の前にいた人物は、犬畜生さんではなかったようだ。うっかり声をかけそうになっていたことから、福田ナオ絵 2日目日-西へ19bさんは「あぶねぇ~~~!!!!」と心底ホッとして、漫画は締めくくられている。
この投稿を読んだネットユーザーたちからは、「強烈なハンドルネームで「うんち食べ食べ」さんって人がいて「うんたべさん」って、呼ぶしかなかった話を思い出しました。」という、今回のさらに斜め上を行くエピソードを披露する声や、「500円ってHNの友達が、新宿駅で大声で呼ばれているの、なんか不思議なあだ名に聞こえてきて、笑ってしまった記憶を想起しました。」と、過去に自分も友人のシュールなハンドルネームに困惑したとの声など、さまざまなコメントが返信欄には寄せられていた。
人間とは、おもしろい生き物だ
現実世界では、実の親にキラキラネームを付けられ、早く改名したいと嘆く子どもがいる一方で、ネット上では、自ら進んでキテレツな名前を名乗る者がいるという不思議。本名とは違い、ネット上で使用するハンドルネームは自由に名乗れるので、あえてマニアックな名前にする人は、意外と多いものである。人間とは実におもしろい生き物だ。
顔の知らない相手との待ち合わせで、いきなりハンドルネームを呼ぶことにリスクを感じたという今回の投稿。
投稿者の福田ナオ絵 2日目日-西へ19bさんと同じような状況に遭遇してしまい、どうすればいいか頭をフル回転させた、という経験を持つ人は、この記事を読んでいる読者の皆さんの中にもいらっしゃるかもしれない。
※サムネイル画像(Image:「福田ナオ絵 2日目日-西へ19b(@fukku7010gmail1)」さん提供)