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自宅/会社のPCやケータイなど論外

逮捕もされない!?ネット犯罪予告で成功する方法とは?

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<方法4:アクセス制限をしていない無線LANのアクセスポイントから侵入する>

 無線LANのアクセスポイントは、住宅街を歩いているだけで、軽く10台くらいは見つかります。この中には、アクセス制限をしていないものもあります。これを踏み台とする方法は、結構有効です。ただ、街の中で、立ちながらノートPCを操作する姿は目立つという欠点がありそうですが……。

 また、ネットワーク通信インターフェースの番号のことをMACアドレスといいますが、簡単に言うと「世界中のパソコン一台一台に付けられた唯一の番号」と思っていただいて結構です。アクセスポイントには、パソコンのMACアドレスを記録するものが多いですが、このMACアドレスがわかれば、パソコンメーカ、機種が特定できます。そこから、出荷された時期や場所が割り出せますので、あとは誰に売ったかを追跡すれば、あなたにたどりつくのは、時間の問題でしょう。

 加えて、書き込みの行われた時刻と、通信パケットの流れた時刻が照合されるのは必須ですので、完璧とはいいかねます。

 それでは、最後の手段をご提示しましょう。

<方法5:代理人(エージェント)にやらせる>

「あなた以外の誰かに犯罪予告を書き込んでもらう」ということですが、その人に警察に通報されたら終わりです。

 しかし、方法がないわけではありません。エージェントを使うのです。いや、スパイの話ではなくて、エージェントプログラムのことです。つまり、ある時刻になると、犯罪予告メッセージを自動的に書き込むプログラムを作成するのです。

 しかし、そのプログラムを、あなたの自宅PCや携帯で動かしても仕方ありません。アクセス制限をしていない無線LANのアクセスポイントを使用している、他人の家のパソコンに侵入するのがよさそうです。つまり、ITリテラシーの低い方が住む家が狙い目ということです。

 管理者パスワードが破れれば、パソコンへの侵入ができます。セキュリティ意識の低い人のパソコンであれば、「pass」とか「password」などの簡易なパスワードで破れる可能性が高いです。(ちなみに、パソコンへの侵入方法もパスワードクラックも、そんなに難しくないのですが、今回は割愛します)

あとはアリバイづくりだけ

 さて、パソコンを乗っ取った後は、ある時刻になったら動き出すエージェントプログラムをパソコンに送り込みます。あなたは、エージェントプログラムが起動する時刻に、アリバイを証明してくれる友達と、どこかで飲んでいればよいでしょう。

BusinessJournal編集部

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