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鷲尾香一「“鷲”の目で斬る」

反社勢力の言いなりになるトンデモ地方自治体続出!脅迫や人的危害、街宣活動も

文=鷲尾香一/ジャーナリスト

要求を拒否すると大声で威圧、迷惑電話などの嫌がらせも

 では、不当要求等を拒否した場合に、反社会的勢力はどのような行動に出たのかを見てみよう。「すべてを拒否した」「一部に応じた」の合計89件のうち、「特に行動は起こさなかった」(32件)が最も多く、「大声を出すなど言動や態度で威圧してきた」(31件)がほぼ同数だ。さらに、「庁舎に現れたり、迷惑電話をかけたりの嫌がらせ行為を続けた」「不当要求等の内容または態様を変えてきた」が9件ずつある。

 このほかには、「関係官庁やマスコミに連絡すると脅してきた」「街宣車、拡声器、ビラ等を利用して、庁舎の周辺等で行政を中傷するような街頭宣伝活動を行った」「物的な損害や人的な危害を加えてきた」「庁舎外で待ち伏せされた」という回答が寄せられている。

 地方公共団体が反社会的勢力の不正要求等に応じるということは、取りも直さず、住民の税金を使うということだ。そうならないためにも、地方公共団体は警察なども交えて十分な対応を行い、反社会的勢力とは決別することだろう。
(文=鷲尾香一/ジャーナリスト)

鷲尾香一/ジャーナリスト

鷲尾香一/ジャーナリスト

本名は鈴木透。元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。

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