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2023.03.14 11:17
2017.07.07 18:05
永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報
稲田防衛相、九州豪雨災害時に「台風来てるの?知らなかったーっ!」と秘書官に発言し波紋
さらに、6月27日には都議選の自民党公認候補の応援演説で、「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と発言して大問題になりましたが、発言は撤回しても、あくまで「誤解」という表現で釈明するなど、傲慢な態度を貫きました。
そのたびに大臣としての資質が追及されてきたにもかかわらず、安倍晋三首相や菅義偉官房長官は「問題なし」とかばい続けてきました。しかし、国民は許しません。政権は、いつそれに気づくのでしょうか。
稲田防衛相に自民党内からも解任要求&怒りの声
正直言って、こんな防衛大臣にはうんざりしていますが、実は自民党内からも稲田大臣の退陣を求める声が高まってきています。
「(8月ともいわれる)内閣改造を待たずに防衛大臣を解任しなければ、とても日本の安全保障は維持できない」との見方が大半です。
さらに、7月6日には、九州北部で自衛隊が台風による豪雨の災害対応にあたっていたにもかかわらず、稲田大臣が「不在」になっていたことが報じられました。お昼の約40分にわたって「政務として民間の方々との防衛政策に関する勉強会に出席」していて、要するに、その間は連絡が取れない状態だったということです。
これは、まさに前代未聞です。菅官房長官は「問題はない」と釈明していますが、防衛大臣の経験もある石破茂前地方創生担当大臣がテレビで「あり得ない」「国民に対して申し訳ない」と怒りのコメントをしていました。
弁護士資格も持つ稲田大臣は“安倍チルドレン”として、一時は「初の女性総理」との期待もあったのに、とても残念です。
エレベーターにたまたま同乗していた秘書仲間の真っ青な顔を思い出しながら、「こんな人が日本の防衛大臣なのだ」ということを伝えたくて、筆を執りました。
(文=神澤志万/国会議員秘書)
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