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「安倍晋三首相が2月10日の自民党大会で『悪夢のような民主党政権』と発言したばかりなので、タイミングとしては最悪でした。案の定、野党の一斉反発を招き、有権者からは『桜田の五輪相こそ悪夢』との声もあがっています。ましてや、安倍首相は昨年10月の内閣改造で閣僚人事について『適材適所』と語っていますからね。再び任命責任を問われても仕方ありません。
そもそも、桜田氏は入閣前から“お騒がせ議員”として知られていました。13年には東京電力の福島第一原子力発電所事故で発生した放射性廃棄物の処理について、『福島の東電施設に置けばいい』と発言、下村博文文部科学大臣(当時)から口頭注意を受けています。16年には、韓国の従軍慰安婦について『職業としての売春婦で犠牲者ではない』という主旨のコメントをして批判を浴び、すぐに撤回に追い込まれました。
そのため、内閣改造の際は同じく初入閣で知名度の高い片山さつき内閣府特命担当大臣に注目が集まっていましたが、『最初にやらかすのは桜田大臣では』とささやかれていたものです」(週刊誌記者)
桜田大臣は2月13日の衆議院予算委員会で「配慮を欠いた」としてお詫びと撤回を表明したが、野党の辞任要求は拒否した。永田町の喧騒はともかく、池江選手には治療に専念してほしいというのが日本中の思いだろう。
(文=編集部)
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