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最後に、要求文書とは別に入手した「警告文書」の内容も簡単に紹介しよう。この文書は、文春宛の通知書が出回るのと同時に、出回ったもののようで、差出人は不明。日経新聞の現役幹部などに配布され、彼らに対して組織に立ち向かうよう促す檄文のようだ。
いくつか内容を紹介しよう。
「日経新聞など、もうどうでもいいと思っているのだろう。それはそれでいい。その気持ちはよくわかるが、果たして君たちがジャーナリスト面する気ももはやないのだろうか。ないなら、それでもよい。だが、覚悟すべきだ。この手紙が送られた君たちの名前はいずれ暴露されることを!」
「君たちが喜多恒雄や○○○○○(女性デスクの実名)のごとき、唾棄すべき人物は自分たちとは無縁だと、思うのは勝手だ。だが、未必の故意は許さない。今はネット時代だ。さまざまな形で、攻撃を受けるリスクを想起すべきだ」
なかなか物騒な内容である。ほかの日経幹部についてもスキャンダルが出てくると言っているのだろうか。このような扇情的な文面に反し、鋭い指摘もある(写真参照)。果たして、日経新聞、そして喜多社長は、「週刊文春」に掲載された写真(=動かぬ証拠)に対してどう答えるのか。今後を注視したい。
(文=中野 梓)
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