テクノロジーの発展や社会の変化のスピードが速い現代では、油断すると自分のスキルや能力があっという間に古いものになってしまう。10年後、あなたは今の自分よりも稼いでいる自信はあるだろうか? 少なくとも「現状維持」はできそうだろうか?
10年後に、今の収入どころか今の半分程度しか稼げない人は一定数いるはずだ。一方で、社会情勢や環境が変わっても、ビジネスの大海で自分の居場所を見つけ、しぶとく稼いでいく人もいる。両者の違いは、いったいなんなのだろうか?
コンサルタントの松尾昭仁氏による『1万2000人を見てわかった! お金に困らない人、困る人』(集英社)は、その違いを知るために最良の書。10年後も食べていける人とそうでない人の違いは、今すでに表れているのだ。
あなたは「必要な投資」ができる人か、「無駄金」を使って終わる人か
日常生活やビジネスシーンで、その人の人柄がもっともよく表れるのは「お金」にまつわる場面だ。たとえば、飲み会の会計や、どんなものにどれだけお金を使うかといったことには、その人の価値観が出る。
本書によると、将来、今より稼ぎたかったら「金払い」は良くしておいたほうがいい。飲み会や食事会などでよくあるが、割り勘にこだわりすぎる人はお金を出すことを渋るクセがつく。結果、投資すべき場面で投資できなくなってしまい、ビジネスチャンスを逃すことになる。
「一番スマートで、なおかつ大物感を感じさせるのは、代金を多めに置いて飲み会の途中で先に帰る人」(松尾氏)
「1万円置いていくから、あとはみんなで楽しくやってください」と言い残して先に帰れば、ほかの参加者からは感謝されるし、自分の時間も確保できる。早めに帰れば、翌日のコンディションにも響かない。
「ケチらず、無駄遣いせず、スマートに。そして、本当に必要な投資は惜しまない」(同)
逆説的だが、「稼げる人」ほど「お金の使い方」を知っているのだ。
この「お金の使い方」について、松尾氏は「保険に入って満足する人は稼げない」とも言っている。保険に入ること自体は悪くないにしても、それで健康管理がおろそかになるのでは本末転倒というわけだ。何が自分に必要なのかを見極める。この力が「稼ぐ」ことに直結することはいうまでもないだろう。
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『1万2000人を見てわかった! お金に困らない人、困る人』は、将来どんな社会がやってきても稼ぎ続ける、ビジネスパーソンとしてのたくましさとしたたかさを植え付けてくれる1冊だ。
10年後の自分について不安があるなら、一読して損はない。おそらく、思っていたよりも多くの示唆を得ることができるだろう。
(文=編集部)
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