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10年後に食いっぱぐれる人はココでわかる

10年後に食いっぱぐれる人はココでわかる(3)仕事術編

文=編集部
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10年後に食いっぱぐれる人はココでわかる(3)仕事術編の画像1『1万2000人を見てわかった! お金に困らない人、困る人』(集英社/松尾昭仁)

 変化のスピードが速い現代。10年後の社会がどうなっているかを正確に予想できる人などいない。しかし、どんな社会になったとしても、生き残れるような準備をすることは可能だ。

 コンサルタントとして活躍する松尾昭仁氏は、著書『1万2000人を見てわかった! お金に困らない人、困る人』(集英社)で「10年後食える人」と「10年後食えない人」の違いをまとめている。

 松尾氏によると、両者には行動や考え方に歴然とした違いがある。そして、それは仕事の仕方にも顕著に現れているようだ。

「常に全力投球でがんばります」と言う人に限って仕事ができない理由

 新しく職場に入ってきた同僚が「常に全力投球でがんばります」とあいさつしているのを見たことがないだろうか。「常に全力投球」という言葉からは、誠実さや愚直さ、がんばり屋であることが伝わってくる。どちらかというと、いい印象を持つ人が多いかもしれない。

 ただし、残念ながらビジネスでは「常に全力でがんばる人」が結果を出すわけではない。周囲の人に強く印象づけられるポイントでは全力を出し、さほど大事ではないポイントでは少し力を抜く。「このメリハリができる人は、仕事ができ、お金に困ることはない」と松尾氏は言う。

 これは「労力の効率」という単純な話ではない。人はあなたのことを常に見ているわけではないのだ。会場のみんなが自分に注目しているプレゼンテーションの場面ですら、「聞き手の印象はプレゼンの最初と最後で決まる」と松尾氏は言う。

 これは、単なる効率の話ではない。どんなに魅力的な提案であっても、オープニングとクロージングを間違えれば、まとまる話もまとまらなくなってしまう。力の入れどころと抜きどころをわきまえて仕事をするほうが、結果は出やすい。

「愚直さ」「懸命さ」は確かに長所だろう。しかし、「愚直にやっていればいつかは結果が出る」と、その「愚直さ」を妄信してしまうのは一種の思考停止である。

「結果を出すためにどうするか」から自分の行動を逆算するのが「稼げる人」だ。もし、仕事への熱意が結果や評価に結びついていないなら、その熱意が自己満足に終わっていないか考えてみるべきだろう。

◇ ◇ ◇

『1万2000人を見てわかった! お金に困らない人、困る人』は、人間関係やお金の使い方、働き方、言葉づかいに至るまで、将来どんな社会がやってきても稼ぎ続けられる人とそうでない人の違いを徹底解説する。

 本書は、日常的な行動と考え方をモチーフにして書かれているため、普段の自分を省みるのにも最適だ。知らず知らずのうちに「稼げない人」「将来お金に困る人」になっていないか、本書で確かめてみてはいかがだろう。きっと、自分では気がつかなかった欠点や自覚していなかった長所が見つかるはずだ。
(文=編集部)

※本記事はPR記事です。

BusinessJournal編集部

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