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野球の監督はなぜユニフォームを着ている? 話のネタに使える雑学本

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※画像:『つい誰かに話したくなる 日本の教養・雑学大全』(幸運社編集、三笠書房刊)

 人と何を話したらいいのか分からない、話を振られたけれど話題がなく、困ってしまうということがある。そういうときの話のネタをどう探せばいいのか。そこで手軽に見つけられるのが「雑学本」だ。

 『つい誰かに話したくなる 日本の教養・雑学大全』(幸運社編集、三笠書房刊)は、大人の雑談力を磨くための知的好奇心を刺激する雑学、身につけておきたい教養を紹介する一冊。

 本書にはさまざまな教養・雑学が掲載されている。例えばスポーツ観戦に使える雑学をピックアップしてみよう。

 服装を見ると、監督も選手と同じユニフォームを着ているスポーツがある。「野球」だ。一方、サッカーやラグビーの監督はスーツを着ている場合が多い。なぜ、野球だけ同じなのだろうか?

 日本で行われる野球の公式戦のルールが記載されている「公認野球規則」の「ユニフォーム」の項を見ると、「同一チームの各プレイヤーは、同色、同形、同意匠のユニフォームを着用」と明記されている。ただ、ここには監督の服装については触れられていない。さらには「監督」の項にも服装の規定はない。つまり、ルール上は野球の監督がユニフォーム以外を着用して指揮をしても問題ないことになる。

 では、なぜ同じなのだろうか。

 本書で紹介されているのが、野球が誕生した当初は監督もプレーしていたからという説。試合に出ている選手の一人だから、当然ユニフォームを着ているというわけだ。ちなみに、メジャーリーグでアスレチックスの監督を務め、5度のワールド・シリーズを制覇したコニー・マックは、スーツ姿で指揮をしていたそうだ。

 他にも「学年の境目はなぜ4月2日生まれなのか」「茶道の『裏千家』と『表千家』はどう違う」といった、しきたりから歴史、文化、スポーツ、言葉など全117のネタが紹介されている。会話のネタに困ったとき、本書で紹介されている雑学や教養を披露してみてはどうだろう。会話の幅も広まり、コミュニケーションも円滑に取れるはずだ。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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