「デキる人」より「周囲から好感を持たれる人」のほうが成功できる“当然の理由”
このような意識と振る舞いは、日々の仕事の細々としたところに現れてくるもので、周囲はそれを見ています。周囲は、あなたがナイスで周りの人たちを認め、好感度の高い振る舞いをする人か、そうでないかに気づきます。そこであなたに好感を持った人がいれば、あなたに相談しようとさまざまな話を持ちかけてきます。そしてそのなかに、あなたにとってもよい仕事の話があるのだと考えましょう。
もしあなたが特定の人だけにナイスな態度で接していれば、他の人たちはあなたのナイスでない振る舞いを数多く目にすることになります。そうなれば、あなたに相談を持ちかけてくる人の数は増えず、チャンスを運んで来てくれる人は、必然的に減ってしまうことになるでしょう。
私たちは意識をすることで、誰もがもっといい人になれます。周囲のためにも、自分のためにも、できるだけ多くの人たちに一層の好感を持ってもらうことを心掛けてみましょう。
(文=松崎久純/グローバル人材育成専門家、サイドマン経営代表)