手書き、空白…少しの工夫で“勝つ”プレゼン術と便利ツール!
●たった6000円で、注目されるプレゼンをつくる
タッチパネルに対応した製品が増えてきた昨今、デジタル+手書きがずいぶん身近になってきた。なかでも、Windows 8を搭載した最新パソコンが便利だ。特にデジタイザーによる手書きに対応した機種なら、素晴らしく使いやすい。
とはいえ、そこまでの予算が用意できない方もいるだろう。そんなときには、ペンタブレットを買えばよい。ワコムのBamboo Pen(CTL-470/K0)なら、なんと、6000円台で買えてしまう。プレゼンで注目を集められるなら、確実に元が取れるだろう。
直接画面に書くのと比べると、やや違和感があり慣れが必要だが、漫画家はタブレットで素晴らしい絵を描いている。30分も使ってみれば、それなりの文字が書けるはずだ。
●手書き文字を貼り付ける方法も
iPadやiPhoneを持っている方は、手書きの文字を画像データで保存する手もある。JPEG形式などで書き出せるアプリならなんでもよいのだが、例えば、「Note Anytime 仕事効率化:無料」なら、カリグラフィータイプのペン先で上手な字が書けるはずだ。タイトルなどが書けたら、画像形式で保存し、メールで自分宛に送れば画像データとして入手できる。
PowerPointに貼り付けたら、文字以外の部分を透明色に設定する。これで直接書いた文字のように見えるはずだ。
画面は、PowerPoint 2013のプレビュー版なので、透明化にちょっと不具合があるようだが、製品化されれば解消するだろう。とはいえ、画像の表現力が素晴らしく、文字の周囲にフチを付けることもできてしまう。PowerPoint 2010でも、同様の機能を搭載しているので、新しもの好き以外は、こちらがおすすめだ。
さすがに動きがないだけに、手書きの文字よりは注目度が劣るものの、テキストばかりのスライドの中ではかなり目立つ。全ページ貼り付けると逆に目立たなくなるので、ここぞというスライドの結論や全体のタイトルなどに使うとよいだろう。