デスクワーカーにとって「ダイエット」は永遠の課題。
積もり積もった運動不足と不規則な生活によってたるんだ体はどうしたら元に戻るのでしょうか。
よくあるダイエットの方法として「食べたものをすべて記録する」というものがあります。実際に試したことがある人も多いと思いますが、「摂取カロリーを把握する」だけで終わってしまっていませんか?
もちろん、摂取カロリーを把握することも大切なこと。でも、食事を記録することにはもっと大きな意味があります。
■知らないうちに陥る「おデブ習慣」
『Diet Note』(ダイエットコーチEICO著、扶桑社刊)によると、記録することの本当の目的は、自分を客観的に見ることで知らないうちにやっていた「おデブ習慣」を把握すること。
太る原因は必ずしもカロリー過多とは限りません。「そんなに食べてないのにどうして太るの?」という人は、食習慣自体が太りやすいものになっているのかも。
記録することで、その悪習慣をあぶり出せるのです。
たとえば、以下の点に心当たりはありませんか? 2つ以上あてはまるなら、あなたはかなり太りやすくなっているかもしれません。
■いつのまにか太りやすくなるNG食習慣
・米より、麺やパンを食べる頻度が多い
・間食を1週間に4回以上している
・食事が終わった後に、なにか食べている
・野菜を食べる機会が少ない
・魚介類をあまり食べていない(2日に1回以下)
・キノコをあまり食べていない(2日に1回以下)
・海藻をあまり食べていない(2日に1回以下)
・乳製品を毎日飲んでいる
・お酒を毎日飲んでいる
・甘い飲み物を毎日飲んでいる
これらはすべて太る習慣。食習慣だけではなく生活習慣や運動習慣も記録してみれば、なぜ自分がやせないのかという本当の理由に行き当たるはず。あとは改善すればいいだけです。
ただ、食事はメニューだけ記録すればいいわけではありませんし、生活習慣を記録するにもポイントがあります。
累計42万部と、ダイエット本の定番になっている「EICO式ダイエットシリーズ」である本書はそういったポイントを押さえ、項目を埋めるだけで自分の「おデブ習慣」がわかるノートとして使えます。