リストラや病気など、何かあった時の為に貯金はしておくべき。でもなかなか貯まらないのがお金です。
『貯金ゼロ 借金200万円! ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(ふじいまさこイラスト、小学館刊)の著者でフィナンシャル・プランナーの花輪陽子さんは、“緊急事態”で収入を得られなくなっても、当面は生活していけるだけの「貯金額の目安」を200万円としています。
しかし、若い人たちにとってみると、「200万円」は意外とハードルが高いもの。倹約はストレスにもつながることがあり、この額に行き着くまでは大変な道のりです。
こうしたなかでお金を貯めていくには、習慣を変えるしかありません。ここでは「お金を貯められる人」になるために身につけておくべき習慣を紹介します。
■現金主義にする
カードで買い物をする習慣がある人は、現金で買い物をする人に比べて、消費が2割多いというデータがあります。カードだとその時は懐が痛まないため、ついつい買いすぎてしまうもの。カード払いをやめて現金で買い物をすることで無駄遣いは減ります。
■財布の中身を整理する
いらなくなったレシートや明細書など、財布の中はお金以外のもので乱雑になりがち。自分がいくら持っていて、いくら使っているかを把握するのは貯金を始めるうえで大切です。不要レシートなどはマメに処分し、お札の向きは揃えるなど、財布の中は常に整頓しておきましょう。
■ポイントカードを整理する
買い物をするとポイントが貯まるお店は多く、放っておくと財布の中がポイントカードだらけになってしまいます。なかには「ポイント○倍デー」などを設けているお店も多く、そういう日にはついついムダなものまで買ってしまいやすいものです。ポイントカードは選別して、不要なものは持たないようにしましょう。
■クレジットカードは1枚に
基本的には「現金主義」でも、万が一のためにクレジットカードを持っておきたいという人は多いと思います。しかし、お金の管理をシンプルにするためには、1枚だけ持つようにしましょう。何枚も持っている人は、不要なものを解約することで、会費の節約にもつながります。
貯金は、軌道に乗るまでが大変ですが、「お金が貯まる習慣」を身に付ければ、ストレスなく続けることができます。先行き不安定な時代ですので、どんなことがあっても生きていけるような備えだけはしっかりとしておきたいものですね。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。