運がいい人と悪い人は何が違うのだろうか。
大物芸能人、宝くじの高額当選者、大きな会社の社長をはじめ、これまで3万人の手相を見てきた手相芸人・島田秀平さんは、運のいい人たちには、ある習慣や行動、考え方が共通しているという。
それはどんなことなのか。そして、どうしたら運はよくなるのだろうか。
運は良くなるし、貯めることもできる
本書『島田秀平が3万人の手相を見てわかった! 「強運」の鍛え方』(島田秀平著、SBクリエイティブ刊)では、最強運の持ち主たちから学んだ正しい運の貯め方、残念な運の使い方、正しい運の分け方、手相からわかる自分の取り扱い方などなど、心の持ち方や生き方が変わる最強の開運術が紹介されている。
運のいい人には、ある共通点があるという。それは手相そのものの共通点ではなく、「○○っていう線がありますね。これには、こういういいところがあります」と伝えたときのリアクションだ。
運がいい人は、「いい相が出ている」と言われたときに素直に喜ぶ。一方、うまくいっていない人は「いいことばかり言われても信じられない」と言う。
「悪いこと」にフォーカスする人ほど、幸運に恵まれなかったり、不運が続いたりしているという。「いいことだけ信じ、喜ぶ」ことが、運のいい人の共通点なのだ。
また、運には「貯めるコツ」もあるようだ。
ここで大切なのが、運が強くなる環境づくり。
家の方角などで運気を占ったり、運を強くしたりする「風水」では、文字通り「風」と「水」が重視される。風通しがよく、水回りがきれいな部屋が、いい気を引き寄せるという。
いつもきれいにしておくべきところは3箇所。まず、玄関。家の出入口である玄関は、運の入り口でもある。玄関が埃っぽくなく、きれいに片付いている家には、幸運も寄りつきやすい。
次はトイレ。風水では「金運にまつわる場所」とされている。和田アキ子さん、ビートたけしさん、ゴルファーの石川遼さんといった各界の有名人にも、トイレ掃除に気を使っている人は多い。
トイレ掃除には、水回りをきれいにするということ以外にも、2つの運を高める効果がある。1つは、「ご不浄」とも呼ばれる汚い場所を率先して掃除することで、「徳」が積まれるということ。もう1つは、「人がしたがらないことをする」というクセがつくと、ビジネスチャンスに対する嗅覚も磨かれるのではないか、ということ。
そして、もう1箇所が「北東」。北東は「鬼門」とされ、ただでさえ悪い気が入ってきやすい方角とされる。ここに埃が溜まっていたり、不要物が置かれていると、悪い気が溜まってしまう。
風通しと水回り。とくに上記の3箇所を掃除することから、始めてみてみるのもいいかもしれない。
あまり運がよくない。ものごとがうまくいかない。そんな人は、運がいい人の習慣や行動を参考にしてみてはどうだろう。運が開くきっかけになるかもしれない。(新刊JP編集部)※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。