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※画像:『それ、なんで流行ってるの? 隠れたニーズを見つけるインサイト思考』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
ビジネスマンたるもの、自分の会社の商品や、自分が生み出したものをヒットさせたいと思う気持ちは大きいはず。だが、流行やヒットは偶然では生まれない。
流行やヒットの本質を紐解いた一冊が『それ、なんで流行ってるの? 隠れたニーズを見つけるインサイト思考』(原田曜平著、ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)だ。
流行やヒットには、消費者に「そう、それ!」と思わせる要素があるという。「そう、それ!」は、「言いたかったけれど口から出なかった言葉を言い当ててくれた」「自分でも気づいていなかったけれど、それを求めていた」という気持ちを含んでいる。
本書では、消費者の心のツボや潜在的ニーズ――広告やマーケティングにおける「インサイト」を掘り起こすヒントが紹介されている。
例えば、化粧品メーカーのマンダムの整髪料は、インドネシアで大ヒットになっている。
このヒットは、「整髪料を大容量のボトル単位で買えない経済的事情」や、「女性の前でカッコつけたいインドネシア男性の国民性」に根ざした「インサイト」をついた結果だ。
商品開発や企画、営業など、「インサイト」を意識することでビジネスの成否が変わる仕事は数多くある。本書からヒットの法則を学んでみてはいかがだろうか? (文:大村 佑介)
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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