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「自分を変えたい、でも変えられない」という人に読んでほしい、変わるためのステップ

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※画像:『「君しかいない!」と言われる人になる 何があっても食いっぱぐれないための起業家的習慣』(イースト・プレス刊刊)

 変化が激しいと言われる現代において、私たち自身もその変化に対応して、変わっていかなければいけないとされています。


 しかし、人間そう簡単に変わることができないということも事実。加えて、新たな感染症であったり、先行き不透明な社会であったり、さまざまな問題がのしかかっています。これでは新たなチャレンジをしようとしても、不安が勝るのは当然のこと。


 それでも不安から抜け出して、人生に変化を起こすにはどうすればいいのでしょうか。


 マーケティング・コンサルタントの今井孝さんは『「君しかいない!」と言われる人になる 何があっても食いっぱぐれないための起業家的習慣』(イースト・プレス刊)の中で、「イメージできる未来があることが人生を切り拓く」として、未来をイメージできるようになる「起業家習慣」をつくり上げる方法を51のステップを通して伝授します。


 ここでは、「人生に変化を起こすためのステップ」という項目から3つ、ピックアップしていきます。

 

■違和感に気づくことから始めよう


 最初のステップは「違和感に気づくこと」。


 ビジネスで活躍をしている人たちを見ると、やりたいことが明確です。では、やりたいことがない自分はダメなのかというと、そんなことはありません。世の中には、やりたいことがある人よりもない人の方が圧倒的に多いのです。だから、やりたいことがない自分をいけないと思わないでください。


 ですが、やりたいことがあった方がイメージは膨らみますよね。それを見つけるにはどうすればいいのか。やりたいことを探す前に、日常でガマンしている嫌なことを見つけましょう。


 満員電車に乗ること。事務的な仕事。形式的な打ち合わせ。


 嫌なことをガマンしていると、その状態に脳が慣れてしまい、感覚が鈍っていきます。それは同時に楽しさや喜びに対する感度も下げることになります。


 その感度を取り戻すのがこの最初のステップ。具体的には日頃感じている小さな違和感を書き出し、自分のエネルギーを吸収しているものを探りましょう。「嫌だと思ってはいけない」と考える必要はありません。「嫌なものは嫌」から人生は変わるのです。

 

■自分がしてきたことに誇りを持とう


 「自分なんて大した仕事をしていない」と思っていませんか? 実はこうした自信のなさも人生を変えるための障害になっています。


 自分の仕事に誇りを持つことは、人生を変えるために大切なこと。今井さんは「素晴らしい仕事をされていますね」という一言から仕事に誇りを取り戻し、仕事だけでなく様々なことに挑戦を始めたシステムエンジニアの例をあげ、自信を持つことの大切さを教えます。


 日々同じことの繰り返しで褒められることも少ないとなると、自分自身を認めづらくなります。ですが、そうなると余計に塞ぎ込んでいくだけ。「自分は置かれた場所で、できる限りの仕事をしているんだろうか」と自問し、仕事に誇りを持てるような姿勢で働くことができるようになれば、その先は大きく変わるはずです。

■3年後のプロフィールを書いてみよう


 今の自分のプロフィールは書けるでしょう。では、3年後の自分のプロフィールを書くことはできますか?


 3年後に理想の仕事をしている自分には、どんどん仕事が舞い込んできます。では、依頼した相手はどんな実績を見て、自分にお願いしようと決めたのでしょうか。困難なプロジェクトを成功させた、SNSのフォロワーが数十万人いるなど、具体的に挙げてみましょう。


 未来のプロフィールによって自分の目指す姿が明確化されれば、何をすべきか具体的になります。そして、その未来に突き進んでいくエネルギーも湧いてくるはずですし、今日やる仕事に対する取り組み方も変化が出てくるでしょう。


 「自分が行きたい場所があるなら、いまの持ち場で一生懸命に励んで実績をつくることが早道」と今井さん。まずやるべきことは、目の前の仕事で上司や同僚を驚かすことなのかもしれません。


 このように本書では、自分の未来をイメージし、行動に移すためのステップがつづられています。


 もちろん最初は「3年後のプロフィールを書いてみよう」というような難易度の高いものではなく、「違和感に気づくことから始めよう」「嫌なことをがんばっている自分を褒めてみよう」といった、やりやすいものから始まります。


 今の自分を変えたい。でも変えられない。そう悩んでいるのは自分だけではありません。そして、本書は変わるための手助けをしてくれる一冊。少しずつ、だけど着実に前に進むために実践してみてはいかがでしょうか。(新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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