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「話が長い」と言われる人は身に付けるべき、“相手を動かす”話し方とは?

新刊JP
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 ミーティングなどで話の長い人がいる。いろいろ言ってはいるのだが、整理できていないので、最後まで話を聞いてもらえなかった。こうなると、相手に悪印象を与えてしまう。

 特にビジネスの現場では、目的を簡潔にまとめて伝えることが大切だ。

 そこで読んでおきたい本が『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』(伊藤羊一著、SBクリエイティブ刊)である。自分の言いたいことを「1分」で話すことができれば、相手も退屈せずに聞いてくれるし、意見も伝えることができるはずだ。

■左脳と右脳に訴えることで「相手を動かす」

 1分で話すことでどんなメリットがあるのだろうか。とりわけビジネスにおいて、話すことは相手に自分の考えることを伝えることともに、相手に動いてもらうという目的もある。ただ、動いてもらうためにはそれなりの納得感と説得力がないといけない。

 ここで本書の「1分で話す」という力が必要だ。著者のあげるポイントは左脳と右脳に訴えかけること。ロジカルに伝えることとともに、熱狂するマインドも必要ということになる。

 まず「左脳」に訴えかける――ロジカルに伝える方法としては、結論を明確決めて話すというものがある。伝えるべきことの結論は何かをはっきりさせるのだ。そして「結論→理由」という骨組みをつくる。結論を一番上に、根拠を下に並べたものを「ピラミッドストラクチャー」という。こうすれば自分の話に説得力が増させることができる。

 続いての「右脳」に訴えかける方法はぜひ本書を読んで自分の目で確認してみてほしい。

 本書はビジネス書大賞2019にも上位8作品にもノミネートされた一冊で、多くのビジネスパーソンによって読まれている一冊。ロジカルに伝えるスキルはもちろんのこと、1分でその気になってもらう方法、1分で動いてもらう伝え方、そして実践編まで網羅しており、どんなビジネスの場面でも役立つはずだ。

 相手にちゃんと話が伝わっていない。そう感じることが多い人は、話が長い、結論が定まらないまま話し始めているからかもしれない。そんなことにならないためにも、1分で話す術を習得してみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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