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サンモニで関口宏、失礼な質問連発で原辰徳が沈黙…理解不能な言動に驚き広がる

文=Business Journal編集部
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TBS放送センター(「Wikipedia」より)

 12日放送の朝の情報番組『サンデーモーニング』(TBS系)に、プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)監督で元WBC日本代表チーム監督の原辰徳氏がゲスト出演。その原監督にMCの関口宏が繰り出した発言の数々があまりに失礼だとして批判を呼んでいる。

 日本代表は大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希らが顔を揃えるドリームチームで挑む今回の「2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。9日の中国戦、10日の韓国戦、11日のチェコ戦、12日のオーストラリアをすべて大差で勝利し、1次ラウンドB組を首位で通過し準々決勝ラウンドに駒を進めた。

 12日放送の『サンデーモーニング』には、2009年開催の第2回WBCで監督として日本代表を優勝に導いた原監督が出演。11日のチェコ戦を振り返り関口は「勝てるというのは私たちでも思っていましたから、予想通り?」「(チェコ代表は)本職は別の仕事を持っている人たちのチーム」などと質問。対戦相手を見下すかのような発言を受け、原監督は「チェコという国が侍ジャパンというチームを見て、とにかく楽しみながら戦っていた。1点を取った時は狂喜乱舞。あの情熱は、これから先、怖い存在になる可能性もあります」とチェコ代表に敬意を表するコメントをした。

 続けて、今回WBCでは日本代表に選出されなかった巨人の菅野智之と中田翔について、関口は「菅野さん、中田さんはWBCに行ってもおかしくなかったんじゃないですか?」と発言。原監督は返す言葉が見つからないという表情で「そうですか」と困惑した表情で応じた。このほかにも関口は韓国代表について「(選手が)育ってないのかな?」などと質問したが、さすがに原監督もこれには沈黙するしかなかった。

「日本代表に選ばれなかった個別の選手を名指しして、所属球団の監督に感想を聞くなど、開いた口が塞がらないといっていいレベルの失礼かつ配慮に欠ける言動。特に菅野は今回の落選に複雑な感情を抱いていることが知られているだけに、いつもはファンサービス心旺盛でハツラツと話す原監督ですら、微妙な表情を浮かべていた。

 また、韓国代表に関する質問も、原監督が発言を一歩間違えば『日本代表元監督が韓国代表を貶した』として韓国メディアから大バッシングを浴びるリスクもあった。原監督のノーコメントという判断はさすがだが、いったい関口がどういう意図で失礼な発言を連発したのか皆目理解できない。なぜ許されるのか驚き」(スポーツ紙記者)

「(日本代表は)弱いな」「よくわからない、私には」

 過去に『サンデーモーニング』での関口の発言が批判を浴びた例は枚挙に暇がない。最近の事例を挙げるだけでも以下のとおりだ。

・20年4月
 コロナの院内感染を取り上げたコーナーで、「医療従事者の方たちの今の苦労は本当に大変なものだろうと思うけれど、どうして専門家なのにうつってしまうんだ? っていう疑問は拭えないよね」と発言。ゲスト出演していた感染症学が専門の白鴎大学教授・岡田晴恵氏の黙り込む様子が映し出された。

・21年5月
 プロ野球、千葉ロッテマリーンズ投手で大物ルーキーの佐々木朗希が、入団2年目でプロ初登板したニュースで、「(デビューが)遅いな、もっと早く活躍しろよとこう思うんです」と発言。

・22年1月
 トンガ諸島での大規模な海底火山噴火を受けて、『サンモニ』では画面上に常時、日本地図で警報と注意報が発令されている地域を表示していたが、関口は「画面がどうしても、津波の警報を出すために日本地図をあそこへ出さなきゃならないんでしょうか」と不快な表情を見せた。津波警報・注意報についても「なんだかよくわかりません、今回のこと。気象庁ですら、今回のことがまだはっきりわかっていないっていう、非常に珍しいことが起こっているわけだね」と発言。

・22年3月
 元プロ野球選手の斎藤雅樹と上原浩治に「開幕投手は名誉なことか?」と質問し、「もちろんです」と返答したのに対し、「ああ、そうですか」と発言。

・22年5月
 NBA選手の八村塁について、NBAのシーズンオフ中にもかかわらず関口は「(八村の話題を)最近あんまり聞かない」「調子悪いんだろうね」と発言。

・22年11月
 東京ヤクルトスワローズを退団しプロ野球以外で現役を続行する意向を表明していた内川聖一に対し、関口は「何が原因で引退された?」と、引退することを前提とした質問を展開。槙原寛己から「まだ引退って決めてないですよ」と言われた関口は「引退って聞いていたんだもん」と発言。

・22年11月
 福岡ソフトバンクホークスを退団した松田宣浩を巨人が獲得した件について槙原が解説したが、これを受け関口は「よくわからない、私には」と発言。

・22年11月
 女子サッカー日本代表がイングランドとの国際親善試合で0対4で負けたというニュースについて、関口は「弱いな」と発言。

関口宏、降板にならない理由

 なぜ、これほどまでに問題発言を繰り返しても関口は出演し続けられているのか。テレビ局関係者はいう。

「ひとえに『サンモニ』の視聴率が良いから。世帯平均視聴率はコンスタントに10%以上をマークしており、同じ朝の情報番組というくくりでいえば、健闘しているといわれる『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)を平均すると上回っている。30年以上続く長寿番組で根強い固定ファンもついており、『サンモニ』を見続けている視聴者は関口の発言を特に問題視していないということだろう。もし『サンモニ』を終わらせて別の番組を始めたり、関口を交代させたりすれば、今の『サンモニ』より視聴率が落ちることは目に見えており、TBSとしては替える理由がないというわけだ。

 もっとも、関口の発言の数々はBPO(放送倫理・番組向上機構)の審議対象になるかどうかという話以前に、キャスターとして不適切。関口は俳優出身でアナウンサーとしての基礎教育を受けていないため仕方がない面もあるが、この先、取り返しのつかない舌禍を起こしてしまうリスクはあるだろう」

BusinessJournal編集部

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