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たとえば、ミスをした部下と彼の上司が面談していたとします。すると突然、部下が「全責任は私にあると認めます。だから、もう面談は終わりにしましょう」と言い出しました。こんな時、「信頼される上司」はどんな行動を取るでしょうか?
A 潔い態度を誉める
B 私はそうは思わないと伝えた後、自分の意見を述べる
C 休憩を取った後、もう少し話し合おうと提案する
D コメントは避け、別の機会にもう一度話し合おうと提案する
正解は「C」。
ビジネスでどちらかに100%非があるという状況はまずありません。それなのに部下が「全部自分が悪い」と言い出したのは、感情的になっているからであって、本心では自分が悪いとは思っていないでしょう。ですから「A」は論外。「この上司は私の気持ちをわかってくれない」と態度を硬化させてしまいます。
「B」「C」「D」は、いずれも一旦間を取るという対応です。この間は「B」のように短すぎても「D」のように長すぎてもいけません。
「C」のように、ちょっとした休憩くらいの時間が程よいのです。
部下の力を伸ばすのも殺すのも上司次第。
それも、彼らとどんな人間関係を築くかにかかっています。
本書には、部下の能力を伸ばし、自分のチームの成果に結びつけるために、上司として何をすればいいかが体系立てて説明され、上司としてうまくいかずに悩んでいる人にも、初めて上司になってどうしていいかまだわからない人にも有効。部下が働きやすく、育ちやすい上司像がイメージできるようになるはずです。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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